三条ウォーム組み込み(5)試走

  ゴチャゴチャ言っても仕方がないので、仮配線して試走です。その前に、フレーム内でキツキツだったギヤボックスのサイドを0.3ミリ削りました。これでようやく釣り掛けモーターが軽く上下するようになりましたので、後方にモーターの受けを設けて、モーターの重量の半分を受けるようにしました。実に滑らかに走りますが、やはりトルク不足、モーターの選択の誤りのようです。SE15に交換すべきでしょうが、この際思い切って高価なIMONモーターを使ってみることにしました。これはE15の実力は知っていますので、その20倍の値段のモーターがどのくらいのものだか、試す意図もあります。径が同じで円筒形なのも幸いです。

追記:模型のお友達からIMONでも早すぎるのでSE15が良いというアドバイスをいただきましたので、前言訂正してSE15にします。

  5回にわたってレポートし、このギヤシステムを試してみましたが、まあ呆れるほど素晴らしいものでした。駆動軸と動輪の車軸にベアリングを装着すれば、これほどにも滑らかに動くのですね。HOの中型から大型機には是非お勧めしたいところですが、ギヤの打ち替えとか移送合わせなどハードルはやや高めです。制式機でこのシステムを導入するためにはそれなりの覚悟が要りますが、それだけのことはあります。I田氏やNUKINA氏が実践しておられます。

  本業が「小型蒸機」のコンとしては、ここまでで一区切りとしたいと思います。あすからいさBやBrooksに戻ります。

  ジョギングは、走り出しに脚の軽さが感じられたので飛ばしました。23分42秒。久しぶりの23分台です。雑用から解放されると、身も心も軽くなるんですね。同人誌の版下ももう出来ました。