やさしく8550を作る(40)天窓と火室

  屋根板の取り付けビスは天窓で隠します。0.3×1.3の帯材を「コ」の字に曲げてハンダ付け。前方はパイプを仕込んだφ0.5線を同じく「コ」に曲げて差し込みます。

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  一旦外して、パイプに天板をハンダ付け。

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  再び差し込んで、線を裏からハンダ固定すれば、開閉式の天窓になります。

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  この後火室に移ります。ボイラーをキャブから取り外し式にするとなると、火室部分は被せるしかありません。しかも、バックプレートは傾いているのです。t0.2洋白板(ドコービルの抜きカス)をΩに曲げて、本体にきっちり嵌め込まれるようにして、バックプレートになる板を斜めにハンダ付けしたところで、1時半を周りタイムアップ。

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  ま、このあたりはもっと簡単に済ませることもできるのですが、これも宿痾ですな。

  ジョギングはきちんと走り23分29秒。タイムを出すコツがわかりました。8550の2作目もディテーリングとなり、間も無く完結します。その後は執筆が待っています。週末は動輪の組み立てに関する記事を書く予定です。では!

やさしく8550を作る(39)屋根の取り付け

  いろいろ考えましたが、やはり屋根の上にステイを渡してビス留めとしました。はめ込み式が難しい構造ですし、ある程度押さえる力も必要ですので・・・。

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  ステイは3×1のフラットバーで、前縁から9.2ミリのところがビス位置です。本機のキャブは雨樋があるので、少し難しいですね。

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  工作はこれだけ。というのは、オファーがあってML210を整備してました。在庫は5台ですが、そのなかで程度の良いものを選びました。三爪チャックが異常に固かったのはリングを研磨して修正しました。

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  整備してみると、申し訳ないけれど前のオーナーは使いこなせなかったものと拝察しました。ほとんど使用感がなく、カミソリの調整は出来ていません。ほとんど作業の形跡はなく、ある意味では新品同様です。TOYOと書いてあるのは初期の国産品で良品だと思います。ML210のコレクションをしていると、最近は怪しいのが多いです。芯押し台が無いのとか、サビサビで長年放置されていたようなのとか、到底応札できないようなものが多いです。工作本でこの旋盤を推奨した責任もあり、良品をモデラーに供給しようと頑張ってきましたが、そろそろタマが切れてきました。芦品のASD305ももう良品は出尽くしたみたいだし、津田駒のバイスも小型のものは少ないです。先日VG75のアナウンスをしたところ、1台に十数名のオファーがあり慌てました。しかも、トップバッターは以前にVG75を1台斡旋した人だったのですが、順番なので関西方面に嫁入りしました。ML210の当方の在庫はあと4台、不思議なことに芯押し台が1台余っているのです。オークションに出してみようかな?何しろ割り出し機が7万近くですからね。

  そんなわけ(でもないか)でジョギングをサボりました。少し股関節が痛かったので休養です。ではまた!

やさしく8550を作る(38)屋根の曲げ

  や〜ね〜とダジャレを言ったところで、上手くいかなければどうにもなりません。詳細に検討した結果エッチング板の寸法に間違いはなく、曲げ方が悪いということでした。その後テストピースで2回ほど試作して、状況がわかりましたので、今日はそのレポート。昨日のジグはあまり役には立ちません。以下の方法が一番間違いなくできると確信しました。1作目がどうやったか、もう失念していますのでそろそろ認知症ですね。

  まず、おおまかに曲げます。端部以外の曲線をあわせるわけです。このとき、両端部に1ミリ幅で罫書きをいれておきます。

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  そして、罫書き線を目安に端部をバイスで銜えます。

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  手で70度くらいまで、グーッと曲げます。

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  これで、問題なく曲げられます。

  キャブに雨樋を取り付けます。屋根はこの雨樋に嵌め込まれるわけです。

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  後方がちょっと浮いていますが、抑えれば大丈夫。ここまでの過程が、上回りでは一つの関門です。

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  8550のパーツセットはKKC会員に限定せず、一般に販売の予定です。その組み立て方も工作本の続編に収録する予定ですので、ご期待くださいね。

  ジョギングは、雨で休むつもりが、天気予報が外れて休めなくなりました。昨日は好タイムでしたので、今日は流しました。24分54秒。おっと、あぶなく25分台となるところでした。明日は真面目に走ります。

  年度末の厄介な問題もだいたい目処が立ちました。コッペルマレーを早くやりたいのですが、ガマンガマン。

やさしく8550を作る(37)ボイラー廻りと屋根

  煙突、ドーム類の裾は最終的にはこのようなペーパー仕上げが良いのです。ボイラー径はφ18なので、φ17.2(耐水ペーパーの厚みを引き算)の丸棒を挽き出して、耐水ペーパーで裾を研磨します。

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  すでにネジ孔、タップは加工済みですので、あとはビス留めするだけ。煙室扉は固めに嵌るようにしました。コンはこれまで煙室扉をボイラにハンダ付けなどしたことはありません。単純なはめ込みです。

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  屋根にとりかかります。エッチング板をまずやんわり曲げて、

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  コバはこのジグを使います。丸棒はφ6。

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  ゴムハンマーでゴンゴンやって、このようになりました。

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  ところが、キャブに当ててみると1ミリほど寸法が足りません。や〜ね〜!ということで、ここまで。

  ジョギングは23分8秒。中間ラップが思いの外良かったので22分を目指しましたが、力つきました。ではまた!

今日1日〜〜

  朝は早起きして廃品回収、朝食後は8550や依頼品の発送準備、その後いつもの義理ドライブとなり、中途で死神仕事が入り、その後夕刻帰宅。いつもの宅急便屋に赴きましたが、コロナ禍で2名しか店に入れない、待てど暮らせど2名の女性は出てこない。例のスマホで送り先を書いているのに、要領がわからず店員に手取り足取りで教わっている、挙げ句の果てに住所の詳細がわからず相手先にに電話をしている、ええい!何をやっちょるか!!、こちとらちゃんと手書きで伝票は書き終わっているぞ、全く!!結局20分以上待たされました。宅急便の伝票は手書きに限ります。何とかデラックスさんが伝票の手書きなんて今時はやらないなどとほざくのでこうなったのですね。やっとのことで荷物が出せましたが、店員さんに一言嫌味を言いました。店員さんもわかってる!と言いたげでした。カウンターでスマホとタブッレットを見ながらあーでもない、こーでもないとやっているのは、待っている人の迷惑ですよ!

  帰宅してから、ML210の整備。ところが、この旋盤の三爪チャックがやたら固い。どうもそれが嫌で、前の所有者が手放した可能性が高いのです。しかし自称ML210ブローカーのコンはその原因はわかっています。3爪チャックのΩリングが歪んでいるのです。その証拠にリングを外すとスルスル。で、リングをダイヤモンド砥石で研いだりしましたが、今回はなかなかスムーズになりません。厚さは1.5強でしたが、結局1.35までダイヤモンド砥石で削って、解決しました。かなり大変な作業。

  その後は電気炉の整備。電気炉は9台ありますが、4台はもう使わないのでオークションに出すことにしました。その中の1台は、電源コードが切れているというジャンク品でしたので、電源が入るように直してオークションにかけます。ところが、本体の電源コードを固定するストッパーが難物で、電線が外れないし通すこともできない。ちょっぴり工作力には自信があるので、色々やりましたが全てダメ。つまり、コードが抜けないようにトラップになっているのです。1時間近くコードを通す作業をしました。結局ストッパーをリューターで削るという荒療治で、内側にコードが抜けないように処置をしました。これで作動するという画像が撮れて、オークションに出すことができます。余談ですが、電気炉は温度管理がパーフェクトにできるので、ハンダ付けの際、バーナーで炙るのではなく電気炉で加熱するという選択肢もあります。あとはロックタイトの焼却処理。ベリリウム銅線の加熱処理にも使えます。処分予定の4台のうち2台ははけました。もし、希望があればご連絡ください。機種は城田のスーパープチです。

  ごちゃごちゃ書いて来たのは、8550の工作が出来なかった言い訳です。上記のことで熱くなりジョギングも休みました。ある意味では良い休日です。

再びレールベンダー

  以前に900円ほどのもので作りましたが、600円ほどのものを頼んでいたのが届きました。一回り小さいかと思いきや、全く同サイズ。しかし、微妙に各部が違うし、プラのスペーサーは一段と変形していて、全体はガタガタ、おまけに取り付けビスが1本たらないという、中華製の粗悪品そのものでした。右が600円台のものです。

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  分解しました。構造は同じです。

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  今回のトライアルは、上下のベアリングがオフセットされていない場合、使い物になるかどうか?ということでしたが、結論的には見るも無残、レールが捻れて、全く使い物にはなりませんでした。

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  いずれ、右のように直して見ますが、お約束のお友達に出向させることにします。中華製は手を入れなければ使い物にはならないけれど、素材として考えれば安いので、割り切れば良いのだと思います。

  会計は3部署で担当していて、電卓と格闘してました。8550の注文もどんどん入って来て、自分の工作が出来ません。

  ジョギングは何と23分58秒で、昨日と同タイム!今日は流す予定で、25分台を覚悟していましたが、途中から急にスピードに乗り、結局同タイムでした。明日は真面目に走ります。

やさしく8550を作る(36)煙室扉の造作

  今回の煙室扉の構造は変わっています。つまり、エッチング板とロストパーツの組み合わせなのです。ここは簡易でもよいので、旋盤があると便利です。

  まず、ロストパーツにφ2のキリを通します。

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  湯口を切断します。ロストパーツを裏から見たところ。

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  煙室扉の材料。円盤にはM2のネジを中央に切ります。

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  M2ビスで仮組み立てし、炙り付けでハンダを流します。

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  ランプかけを取り付けて、旋盤で作成したナンバープレートをネジ留めします。ナンバープレートは外径6.0でパイプを輪切りにして嵌め込みました。これで完成です。

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  ドーム、煙突類はすべて湯口を削り取り、養生の上旋盤でM2のタップを立てました。

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  今日はここまで。ボイラーへの取り付け作業は明日です。

  ジョギングは23分58秒で、辛うじて23分台を死守しました。ではまた!