メインロッドのスリーブ

  クロスヘッドの裏板がないとクロスヘッドはスライドバーから外側に外れやすくなります。そこで重要なのはメインロッドが捻れないようにすることです。つまり、ビッグエンド部にスリーブを入れると、グラグラしないし、サイドロッドとのわずかな隙間が確保されて、サイドロッドとの干渉も防げます。

  実は、その後ギヤボックスを組み込んだところ、一部のクランクがズレてしまい、カカリが生じてしまいました。今夜はそのカカリ取りに取りカカリ時間となりました。

  レイアウトは樹木の準備、ポイントの整備です。寒くて1時間も作業できません。

クロスヘッドは苦労しない

  昨日のアングルに、リベットを打った板を貼り付けて仕上げます。

  ピストン棒取り付け部は、このようにしました。

  内径0.5のパイプにφ0.4のピストン棒が抵抗なく摺動し、苦労せずにクロウスヘッドが出来ました。

  レイアウトは設置完了し、テスト段階。サロンの照明が暗くて、照明を発注しました。

製材

  クロスヘッドの洋白材は快削にしたかったので、初めての試みとして丸棒を製材してみました。まことに罰当たりな技法です。丸棒を蒲鉾にして捨て板にハンダ付けします。

  で、フライス加工。

  ハンダを外せば快削洋白のアングルが完成!

  しかし実はこれが2作目。1作目は工作室でもっともごちゃごちゃしている引き出しに落としてしまい行方不明に。結局引き出しを整理しましたが見つからない。多分罰当たりな工法をした報いかな。というわけで、今日はここまで。

シリンダー廻り

  弁室はハンダ付けして、形を整えました(整っていない?)。

  シリンダー後蓋は8本のボルトとスライドバー取り付けの7か所で固定されているようですが、後の祭り。まさかこれを指摘する人はいないと思いますが・・・。

   まだ組んでいないので、後ろの蓋が外れていますが、こんな感じかな。

  ええ、スライドバーはt 1.0で作りました。意外に分厚いのですね。

  レイアウトの方も進めました。何とか試走に漕ぎ着けました。問題は騒音対策です。

シリンダーの後部蓋

  はボルト(多分6ケ)が埋め込まれていて厄介です。それに、スライドバー取り付けの孔あけも必要です。そこで今回はクロステーブルを使います。サカイの割り出し盤にコレットチャックホルダーを装備して、コレットであければ偏芯しないはずです。高速ボール盤ならポンチマークは不要ですものね。

  ここまで段取りして、K兄が来襲し、模型談義、飲み会突入となりました。今日の成果は明日ね。じゃ、行ってきま〜す。

弁室、作り直し

  つまりフライスで溝を掘ったら、さらにジグをつかって溝のコーナーを面取りするのです。

  この面取り部分をヤスリで丸めます。そのために三角ヤスリを1本犠牲にして、t 0.9までグラインダーで薄くします。

  丸めてみました。上下は手作業です。

  弁室上部も丸めて完成。バルブロッドのガイド孔もあけておきました。

  シリンダーブロックは、弁室を貼り付けてから、弁室に合わせて丸めれば良いわけですね。これで目処が立ちました。

  明日はK兄が襲来するので、工作はあまりできないかも。画像を見るとシリンダーの後方の蓋はボルトが埋め込まれていて、しかも中央より細くなるのですね。