雑談、ハンドレールノブを考える

  今日は山仲間の反省会で工作は休み。猛暑でビールが美味しそう・・・。

  前回のモーガルではハンドレールノブは総型バイトを作って自作しましたが、今回調べてみるとそこそこ製品はあるようです。ただ、ロストは強度の面で不安なので挽き物を探しました。そのなかで「さかつう」のものを入手しましたが、ん?細すぎね?という感じです。古い人間の過去の話をさせてもらうなら、かつてはハンドレールノブの頭が大きすぎるので、モーアーツールドリルレースで頭を小さくするなんて記事もありました。コンは永く珊瑚製品の大きさで良かろうと思っていました。「さかつう」のはスケール通りなのでしょうが華奢過ぎます。これは、偉そうなことを申しますが、必ずしもスケール通りでは上手くいかない典型的な話です。HOクラスではあちこちオーバースケールですので、スケール通りのものが混ざるとバランスが狂うという問題です。スクラッチビルダで有名なK氏はパイピングの線径をわざと太くして力強さを強調したとおっしゃってましたが、まさにそういうところに「模型化」の技があるわけで、ドラえもんのスモールライトが理想ではないのです。H御大は給水パイプはφ0.6では細すぎ、φ0.7を使うべきと強調されていました。オーバースケール気味のHOクラスの模型製作ではそういうことも配慮しなくてはならないのかも知れません。一方細めの線径を選択することで繊細さを強調することも出来るわけで、コンの一番苦手なセンスの問題になってしまいます。こればかりは経験だけでは越えられない壁で、先達の素晴らしい模型に学ぶしかないようです。

  KKCのこらむ風なことを書いてしまいましたが、戯言と読飛ばしてくださいね。KKCの新入会は16名となり、昨日全ての入会手続きを終了しました。もちろん何時でも入会可能ですが、出来ましたら涼しくなってからにお願いしたいです。ではビールを・・・・。