Brooksの原図書きです。
旋盤の突っ切りバイトは、永くこのJHTでした。刃は帯鋸材で刃持ちが良く、満足していました。
ところが、KKCのお友達T氏が、何とカッターナイフで突っ切りを作ったという記事がありました。
シャンク(柄)にはハンダ付けだそうです。持つのかいな?と案じていたら、どうやら黒幕はDさんらしい、それは試す価値ありと思い立ってトライ!
実はバイトホルダーを作るために6×8のキイ材を10本まとめて切断機で切っていました。
端材が出てましたので、これを使います。
完全に脱脂して、デザインナイフの刃を銀ハンダで炙り付け。この時、例のピンセットで中央1点を抑えて、ハンダの層が薄くて均一となるようにしました。で、グラインダーとオイルイストーンで仕上げましたが、笑っちゃうくらい切れます。恐れ入りました。
特に小さい部品の突っ切りでは有効だとおもいます。刃の厚みも薄いので、切り落とす部分が少なくて済みます。良い方法を教わりました。
やってみたい方、キー材はカットしたものが大量にありますので、ご希望があれば送ります。お申し付け下さ合い。
追記:ハンダ付けは銀ハンダではなく通常の6/4で十分だそうです。銀ハンダは温度が上がりすぎて、焼き戻しが進み過ぎる恐れがあるとDさんからご指摘がありました。皆さんがトライされるときは通常のハンダをお使いくださいね。