マニアワナイ・・・・!

  集電ブラシを取り付けて、一発で快走。この時点で、ルンルンだったのですが、ボイラまわりの配管がややこしくて、多分サンプル品は一部はしょらないと間に合わない。取説も2/3は出来たけれど、完全ではない。

  まだまだのキットですが、このキットに注ぎ込んだ労力と気力は半端無いと思います。フレームの特殊な構造、ギヤードモーター、そしてrailruckさんの厳しくも暖かいご指導があって、カタチにはなりました。ロッドや一部パーツの作り直し等、積み残した課題も少なくはありません。「あんたはドコービルを作るべきだ!」とさる有名なお方から言われて数年、その間工作本の執筆、編集という難題も入り込んで、挫折する事数回、でも諦めずにゴールに飛び込めたのはAさんの後押しでした。この後押しが無ければ、来年のスワップでも出来ていなかったと思います。このキットの為だけにギヤ類は新調し、ギヤードモーターは一つずつ手作りです。車輪だって手を入れて組みました。今作っている6.5mmのドコービルは、恐らくこのサイズの蒸機では他の追随を許さないレベルと自惚れています。メーカーが作るキットは誰でも間違いなく出来る事が大事です。コンのキットは、そういうことではなくひたすら拘ることにありました。コッペルの30HPが出来た時には、あと10年はこれ以上のキットは出ないと自惚れていたのです。その後のポーターは思いのほか不評で、あと40セット売れ残ってます。今回のドコービル、はっきり言って燃え尽きてます。軽祭りでキットをリリースしたら、別な創作に進みたいと思います。ええ、故郷の16番です。φ0.2や0.25等を弄る世界から、ちょっと離れたいです。

  画像もジョギングの報告もありません。塗装したサンプルのドコービルを仕上げて、取説を書くのが明日のミッション。土曜日に上京します。エコーモデル店主氏講演は見逃せません。その後は・・・・・・・。