内野師のハンダ付け

  レストアしていると、あることに気づきます。異常にハンダが流れていないのです。スチームドームはこんなチョン付けなので、外れるのは必定でした。

  前照灯を点灯できないかと、煙室扉を外そうとしましたが、ハンダ付けされているので、諦めました。しかし、詩の仕上げはあまり感心しません。

  ランニングボードの下部は惨憺たる物です。

  なぜ、こんなにもハンダが流れていないのか?結論はただ一つ、フラックスがペーストであったと言うことだろうと思います。鉄道模型の歴史で、塩化亜鉛が推奨されるようになったはいつからなのでしょうか?内野師は塩化亜鉛を知らなかったのでしょうか?今となっては憶測となりますが、鉄道模型界では名人と知られた内野師のハンダ付けが一時期はこうであったことは興味深いです。最近、K氏がペーストでハンダ付けすることをお話しされていましたが、これは真似すべきではないと思います。一説にはK氏のペーストには塩化亜鉛が含まれていたという噂もあります。