煙室ブレイスの「受け」の問題

  細かい話です。ただ、以前から気になっていたことです。米国型古典機の煙室にはフロントビームに向けて2本の支えが付いていて「煙室ブレイス」と呼ばれています。模型で作る時には、リベットを打った(円盤で済ますこともあるが)円盤に真鍮線を曲げて差し込んで煙室の内側から半田を流すのですが、IWコレクションを眺めてみると、どうも「受け」そのものに溶接でもされているようなロコもあります。この「受け」はUe氏が原型を作りロストで量産して、KKC会員で愛用されましたが、とうとう在庫切れとなり再生産を計画していました。通常の使い方はこうですよね。

  ここで線の取り付け部分を少し削り、「受け」に線が埋まるようにしてみたらどうかな_と思いました。

  こうなるわけです。何となくこの方がしっくりきますね。

  線と受けの隙間はハンダで埋まりますので、受けと線とが一体に感じられそうです。そこでこれを原型として量産しようと思います。とまあ、これだけの細かい話でした。今日を含めてあと新年会は2回です。ではまた!