木曽森レストア(12)2号機のボイラ廻り

  一度経験しているので作業はサクサクと。ボイラーバンド、ドーム類の加工、発電機の排気パイプ、煙室扉など進めました。発電機のパイプはバルーンスタックに沿って曲げる予定。煙室扉のドロップのナンバーを削ると四角になりました。不思議だなぁ。

  その他、御大から重い指令もありました。手配しなければ・・・。

  ご指摘いただいて、ロッド類を作り直すことはレストアの精神からは外れるかもと感じています。つぼみのこのシリーズはデザインが勝負で、作りはチープですが、そのチープさが良いわけです。あのN氏はつぼみの森林タンクに空制のパイピングを施した作品を展示していますが、あまり似合いませんでした。その頃まだ「蒸気ブレーキ」という概念がなかったのかもしれません。本機は蒸気ブレーキシリンダーがついていますので、それ以上の加工は無用となりますが、灰箱あたりが目立つので、その加工が必要かもしれません。それと、バルーンスタックは今回作ったものは形態的に破綻していますが、あくまでレストアの範疇でツッコミをご容赦願ってます。

  明日は若いお客様が来訪されます。コンにとっては孫クラスの方です。好々爺を演じますよ。ではまた!