こっぺるマレーに挑戦(46)シリンダーブロックを間違えた!

  本機は複式マレーなので、後部台車の高圧シリンダー(細め)で使われた蒸気を、前部台車の低圧シリンダー(太め)で再利用するので(本当かな?)、前後のシリンダーの形状は作り分けなければならず、原型もそのつもりで作っていたのに、失念して昨日の画像では前部台車に高圧シリンダーをつけてしまいました。で、作り直しましたが、先に作っていたスライドバーは役に立たず、すべて作り直しました。これで寸法はわかりました。尚、弁室の蓋はエッチング板で後で貼り付けるタイプとしました。

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  先の集会で、このコッペルマレーの別な画像も拝見する機会があり、新しい知見も得ました。来年の軽便祭に向けてもう少しブラッシュアップします。

  ところで、あのフェルトバーンのBタンクに使ったトミックスの動力台車がまだ100近く残っています。下廻りキットとして再利用するつもりでしたが、蒸機の下回りとしてナローガレージさんから素晴らしい製品が出ましたので、もはやコンはこの分野では役立たずとなりましたので、それならあのフェルトバーンを再生産しようと目論みました。すでに300近くを売り切り、生産は終了しましたが、スタイル的には悪くないと思います。エッチングのフィルムは残っていましたが、ボイラ関係の原型は失われていますので、ニューフェルトバーンとして、再開発しようと思います。仙台鉄道のC103も作りますが、これはかなり難物です。

  現実には懇意にしていたエッチング屋さんも、ホワイトメタル屋さんももう廃業しています。残されたフィルムで再生産可能かどうか模索します。ダメなら、別な作戦もあります。

  ジョギングは24分40秒。こんなもんでしょう。

  シューマンのバイオリン協奏曲はあまり知られていませんが、聴き込むと悪くないです。第2楽章で終わってしまいますが、すでに心を病んでいるシューマンが、この楽章で天使の声を聴いたと述懐しています。ええ、コンはシューマニストなのですよ。