日昇コッペルを組む(4)前言訂正、φ0.6大作戦!

  キットの内容で、ロッキングレバーとガイドレバーの造作が我慢できず、作り直すと宣言してしまいましたが、訂正します。一つにはそれではこのキットそのものを否定してしまうことになりかねないことと、オファーのあったか方からなるべく既存のパーツを活用して欲しいという要望があったからです。リバースレバーとチェックレバーの組み立てから入るのですが、エッチングパーツの孔はφ0.5ではユルユルなので、きつくはめ込めるように全てφ0.6としました。リバースレバーはチェックレバーと同じ長さではないので、短くして端部にφ0.4を埋めました。

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  床板に受けをハンダで固定します。もちろん孔は0.6に広げました。

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  ガイドレバーとロッキングレバーはφ0.6のカシメピンを作って組みます。カシメピンはエッチングパーツのワッシャとφ0.6洋白線で作ります。この時、差し込む部分は必ず軽くRしておくのがよろしい。

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  組み立てなう。

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  組み立てたら、受けに差し込み、ロッキングレバーの下端の孔をリターンクランクのφ0.5ピンに差し込めば完成です。バルブロッドはブレーキロッドと同じく1×0.2洋白帯板をU字に曲げてφ0.4洋白線を差し込んで、ロッキングレバーの中央の孔にφ0.4の線で固定すれば完成です。

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  案外これで十分とわかりました。キモは全ての孔をφ0.6にすることで、固く差し込めるので、ハンダも流れすぎず、組み立てやすくなりました。これ、オススメです。もちろん動くところはリーマで少し孔を大きくしてます。

  ところで、弁装置を組み込むと、ゆっくりした動きで楽しみたいですね。付属のモーターは悪くないのですが、ギヤが粗いのでピーキーです。どうせ、キャブ内にモーターを見せるのなら、ガッツリパワフルなモーターを入れたらよくね?ということで、例のミネベア君を置いて見たらハイルデハナイカ!だったらこっちにしようかな。SE15の入ったBタンクは、それはそれはスローが効きます。キャブを組んで置いて見ました。

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  で、ジョギングですが体が重く流しました。25分54秒。冴えないクリスマスイブです。