内野師のミカド(1)イコライザー

  本来はDコッペルの試作、取説に入るのですが、Dさんの高効率ギヤを使ってみたくてお預かりしていた内野師の旧作、米国型ミカドを手を入れました。Dさんのブログにも書かれていますように、高効率ギヤシステムの組み込みにはどうしても動輪の分解組み立てという過程が入りますが、これが苦手な人は少なくないみたいだし、主動輪だとリターンクランクやエキセントリックロッド等もついていますから、バルブギヤを分解しなくてはならず、これがまた難関なのかもしれません。

  このミカドは3点支持になっていて、第3〜4動輪は左右でイコライザーで連結されていますが、厚みが1ミリあるので、ギヤボックスが入りません。最近は薄型も開発されて、コンも所有していますが、イコライザーをt0.6で作り直せばギヤボックスが収納できるので、作り直すことにしました。

  固定は超低頭のM2ビス、スルスル動くところで表からロックタイトを流して固定しました。

  動輪をはめて水平チェック。一発合格でした。

  はい、ギヤボックスは納まりました。

  ギヤボックスは素晴らしい精度で、2本のビスでピッタリ組めます。ただ、このビスは頭が「1種」でないとまずいのです。一般に売られている「3種」だと頭が納まらないのです。細かい話ですが、組み立て説明に「M1.4の1種8ミリビス」と指示して貰えば良かったかなと、余計なことを考えました。

  モーターはミネベアのSE15Kを考えています。続きは明日!

  ジョギングはクタクタで休んじゃいました。ではまた!