仙北のポーター

  これは乗工社のPU101下廻りのシリーズで、PU101改造の見本みたいなものです。上廻りは完成品をジャンクで頂きました。ところが高山のH邸で走らせた所ウンともスンとも言わない。何デヤ!(どうもこの言い方は、KKCの若い人たちの流行語になったみたいです)。こういうことは放ってはおけないので、早速検分。バックでは快調なのに、前進で喰ってしまいます。その為のフリーズでした。結論は、ギヤの噛み合わせが1枚ズレたのでした。治して、慣らし運転。

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  このポーターはC型ですが、スポークもなく、それではと第2動輪のロッドピンを省略しています。ですからコンロッドはサイドロッドの第2動輪のロッドピンの位置でサイドロッドと連結されているだけで、第2動輪はフリーなのです。それでも、この下廻りのギヤトレインですと、前進と後退で、バックラッシのために、90度くらい位相が狂ってしまいますので、前進重視もしくはその逆で調整しなければ成りません。

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  このような小型ロコのギヤ伝動は、動輪の中間のアイドラギヤを駆動するのが一番ですね。ドコービルはアイドラギヤが1枚なので何とかなりますが。中間にギヤが3枚くると厳しいです。こんな改造キットをわれながら良く出したなあと嘆息。みなさん、上手く出来たのかしら?

  ジョギングは旅の疲れでお休み。明日から何時もの日常です。コンドコも再開しますよ。