花巻

  妻と花巻に行ってきました。NHKで「かだん」という小洒落たカフェが紹介され、行ってみたいという要望があったからです。まあ、軽便祭とか模型の展示会とか、来月はKKCの集会とか勝手気ままに活動していますので、テンダーから粗悪炭を喰わされる恐れもあり、家庭サービスとなりました。老体には遠距離ドライブは堪えるのですがね。

  ええ、花巻は大谷翔平ではなく宮沢賢治ゆかりの地、宮沢賢治の影響は鉄道模型でも小さくはありません。古くは岩手謙之助氏が提唱した「イーハトーヴォ高原鉄道」、グスコーブドリに出てくるサンムトリ工場で作られた瀬川良一氏の7000はコンのドストライクでした。そして銀河鉄道というレイアウトが発表され、さらに岩手軽便鉄道を範とした「南部軽便鉄道」がけむりプロさんから創案されて、賢治と鉄道模型は深いご縁となりました。まあ、センスのないコンですので賢治の童話や活動ははっきり言って良くわからない、銀河鉄道の夜って何を言いたいんだろう?わかるのは「よだかの星」くらいです。ただ、賢治の童話はさまざまな解釈が可能で、いろいろな見方ができるのが評価されている所以と思います。

  無事目的のカフェでコーヒー(妻はお汁粉)をいただいて、盛岡の「光原社」へ向かおうとしたら、妻が「あら電車が」という、「なぬ!」と見るとそこにあったのは花巻の馬面電車。あやうく事故りそうでしたが、すぐに車を停めて飛びつきました。材木町でした。

  ま、蒸機以外はもう作らないと決めていましたので、しげしげ眺めるだけですが、なるほど極端に幅の狭いこの電車は制作意欲を掻き立てますね。同時にあったこの建物は何でしょう?

  帰宅してから、Nの動輪の整理をしました。このことについては明日お話ししましょう。

  コッペルDはバルブロッドを組んだだけ。進まんなぁ。

  ジョギングと楽天の試合は雨で中止。ではまた!