カップバー

  ハンドピースに取り付けて使うバーの中に、端面を丸く削るカップバーがあります。通常は丸くするのが普通ですが、本機のロッドピンのように差し込む場合には円錐状に削れるのが望ましいのです。「さかつう」さんの精密ピンも先端は円錐状に加工されています。つまり、ニッパーでカットするとめくれが出ますので、ヤスリで丸める作業をハンドピースでやってしまおうということです。特にリターンクランク等がついていると把持しにくいので、カップバーの切削は有効です。この手のバーはブッシュ製が定番ですね。円錐けずりは、411C-010つまり外径1ミリ用のスチールバーとなります。

  実物もお椀型ではなく三角型ですね。

  これで端面を削るとこうなります。

  ですから、これを1本こっぺるマレーのキットには入れておきます。こういうサービスはコストを無視したガレキならではでしょう。軽便祭では初期ロット30を販売します。ドコービルのキットと同様、ある程度作れるかどうか伺います。作れないのでオークションというのは不本意ですので。時々オークションではコンのキットも出てますが、目立つほどではないですね。

  オークションと言えばML210で芯押し台がなく、バーチカルアタッチメントのコレットもナットもない品が高価で落札されていました。出す方もまずいけれど、落札する方もいかがなものかと思います。コンもML210をオークションに出すことがありますが、きちんと整備して使えるようにしています。

  また別な話で、明らかにあるモデラーが逝去されて遺品がオークションというケースが多々あります。今回は未塗装のものが大量に出ています。コンも急死すればそうなるのかな?心配になってきました。

  ジョギングは25分9秒。今日は蒸し暑かったです。こっぺるマレーは袋詰めを始めています。今回もいろいろサプライズがあります。でも、最低フェルとバーンくらいは作れるという方に譲渡します。ドコービルの打率は今のところ3割くらいかな・・・。