突然シェイ

  バックマンの80t3トラックシェイがオークションで格安だったので落札しちゃいました。不動ということなので、おそらくギヤ割れであろうと推測はできました。なにしろ、数百軸のシェイの動輪がありますので、開発中の台車が使えそうという魂胆です。形態はとても格好良くて、プロトタイプがなんであるかは全く存じませんが、ちょつと息抜きに弄ってみました(息抜きばっかりだゾ!)。

  なんと、梱包ケースにはこんなものが落ちてました。

  配線もゴチャゴチャで、わからないのでともかく分解。これまで、このシェイを分解された方おられますか?先台車の留めビスの受けに着いているプリント基板が接着されているので、それを剥がさないとボイラー固定用のビスの頭が出てこないのです。壊れても良いという気持ちでないとここまで分解は出来ません。配線はすべてぶった斬りました。

  エンジン部分も動きませんでしたが、何と第1シリンダーのコネクティングロッドが外れていました。材質はプラなので修復は困難を極めましたが、修復しましたよ。この時、はじめてエンジンがブラケット・タイプであることに気づきました。近代型はクランクケースになっていますが、コンは旧いブラケットタイプが好きです。ええ、快調に動くようになりました。

    問題は台車で、プラギヤと精度不良でout of use でした。例のストックの動輪とベベルピニオンで何とかならないかとここまで作りましたが、ボルスターを縮めないと納まらないので、ここで一旦一区切りにします。

  このシェイはパイピングはソフビだったり、ところどころ接着剤で組んであるので分解不可能だったり、その反面これでもかと細部までできていて、ドラゴンシェイの真骨頂を見る思いです。

  ジョギングは24分49秒。少し流しました。ではまた!