米国型モーガルを作る(32)ブレーキ関係完了

  昨日の方法でブレーキ梃子を取り付けましたが、ビスで位置決めしたら、ハンダで仮固定し、ビスを外してからバーナーで本格的に固定しました。M1ビスの後は円盤を貼りつけて隠します。手前味噌名ながら、今までで一番上手く行きました。ラダー部分にリベットを埋め込む事でラダーが動かないので、ハンダ付けが楽でしたし、ビスで仮固定して位置を決めるので、タイヤとのクリアランスが安定して確保出来ました。

f:id:konno_sendai:20190415002852j:plain

  あとは、シリンダーにドレンコックを取り付けて、煙室ブレイスを設ければほぼ完成です。あ、ベルを作るの忘れてた。作ってみますね。

  気持ちは半分シェイです。今日もシェイのお勉強。本邦では第1人者はやはりS氏とお仲間のK氏(いずれも関西)、それにトーマさんのアドバイザーだったK氏、そして米国通のM氏でしょう。今日はM氏のブログを眺めていました。素晴らしく良くシェイの事が書かれていて、勉強になりました。古いタイプのエンジンはブラケットタイプだったけれど、強度の面で問題があり、ラインシャフトの破損等も発生した事から、ラインシャフトの軸受けを強固にする目的でクランクケースタイプに変わったのがCN1533あたりからとのことでした。コンの目指している666はどうしてもブラケットタイプのエンジンでないとまずい事を知りました。なによりCNってショップナンバーの略なんですね。そんな事も知らないのです。

modeling.at.webry.info

 でも、たまたま入手した900軸のベベルギヤ付き動輪を死蔵しないために、せめて台車とエンジンだけは作ってみたいし、古典ロコがシェイになったような666も作りたい。あるルートでKoch氏の本も見る事が出来そうだし、心は既にKKC展示会の先に行ってます。  

  そうそう、「蒸機を作ろう」は、共同執筆車のおかげで好評を博しておりますが、1冊800グラムと重いので、KKC展示会では多くても30冊しか持ち込めません。当日限定販売の3冊セットの図面集もあるので(図面集は当日限定、しかも数量に限りあり)、「蒸機を作る」を展示会で購入するおつもりの方はなるべく事前にご連絡ください。先行してお送りします。また書泉グランデエコーモデル、イモン大井町、そしていさみやさんに在庫がありますので、お時間があればお出かけください。関西でもお取り扱いしていただけるお店を物色中で、八条口模型さんには若干置かれていると思います。

  ジョギングは(恵みの)雨でお休み。明日は朝、昼、夜と本業以外の仕事が山積みで、さすがに早めに就寝します。