パイプカット

  もちろん、避妊のわだいではありません。既出ですがもう一度。要はテールストックのジグに押し付けてパイプを把持してカットすれば同じ長さに切れるということです。ジグで位置を決めます。

  ここに押し付けて突っ切れば良いのです。突っ切りバイトはもちろんカッター刃です。これ、優れものですね。

  シリンダーに使うパイプ100本とモーターに使うパイプ50本、それにボイラー取り付けに使う円盤50枚作りました。

  あとはロッカーアームのロストを待つだけです。

  ところで、全く知らなかったのですが、古典ロコで形式50というのがあるのです。おそらく誰も知らないと思います。大湯鉄道で使われたポーターで、動輪径は660の明らかにナローなのになんとサブロクなのです。こういうのがすきなコンにはたまらず、作りたい!という欲求が萌えましたよ。もう晩年の老モデラーとしては「ナローっぽい16番」がどうも終着点みたいに感じてます。例の動輪が使えるので、これはキットではなく個人の楽しみとして手掛けたいです。このロコについて是非情報をお寄せください。

追記:本機の解説については近藤一郎氏の「新編H.K.ポーターの機関車」に詳しい説明と組立図があり、クラーケン氏のHPに綺麗な竣工写真の画像が紹介されていました。KKCのK氏はこれをOn30で作られており、その制作記で、軌間は1067ミリであることを承知の上でOn30で作られたと記載されていました。同著では、亀の子も1067ミリであったとの記述がありました。情報提供された方に御礼申し上げます。