客車のユーレイ

  古来模型の世界では客貨車なのに動力装置が取り付けられて自走するものを「ユーレイ」と呼んでいました。H御大はユーレイが二軸車に限るという偏見をお持ちなので、それではボギー車でもユーレイが作れますよとお示しするのが目的でした。ある意味では電車の上周りを客車にすれば済む問題なのですが、蒸機ばかりつくっていて、ボギー車の動力についてはほとんど無知なので、バカでかいモーターを取り付けて、ユニーバーサルは何とシェイ式に角パイプという変ないでたちとなりました。

  早速試走させてみましたが、思いのほかスムーズだし、ジョイント音も耳障りではありません。これはエンドウのボールジョイントに高梨氏の改良を加えたのが奏功したようです。600R問題なく通過します。

www.youtube.com

  ジョイントの脱落防止に、台車の回転制限が必要ですが、ともかくこの走りで適当に補重すれば、あと4両の重い米国客車を牽引できそうです。これが来月の目論見です。

  ところで、今回は大型のコアレスとしましたが、電車を造られる方はどのような両軸モーターを使われるのかな?最近はコアレスのパワートラックもあるみたいだし。ま、この手の動力装置の加工は蒸機工作に比べてめちゃめちゃ楽と知りました。Ue氏のおっしゃる、床下の伝動軸にプーリーなどを介して動力を伝えるのも一興かもしれません。

  それからシリコーンチューブの紹介動画で、ユニバーサルジョイントは音が出るというのは嘘で、ある角度を超えると、ジョイント同士の干渉で音が出るというのが正解みたいです。

  木曽の組み立ては明日のお楽しみ。同人誌の原稿書きしてます。

  ジョギングは25分25秒。あ、明日はお祝いの酒席がありました・・・。