Brooks再開(2)エンドビームの仕上げ

  エンドビームはボルト3本としました。いつものように孔をあけて、φ0.3を埋め込みますが、ここで一工夫。つまり、埋め込む真鍮線をハンダメッキしたのです。それで、フックスを塗ってキツく差し込んでバーナーで炙ればこのようになります。

  裏は貫通していないのです。

  模型はこれだけ。今日はガラス工芸家でした。昨日技法が劣化していることに穏やかではなく、朝から取り組んですぐに平常の技法レベルに戻りました。作品は30ほど作りました。コンは模型のセンスは2流ですがガラス工芸では一流です。日本全国で「ガラス工芸のお◯◯さん」として知られていますし、納品もしています。ある時期は模型作りを辞めてこちらにしようかとも思いました。しかし、「ガラスはセカンドホビィ」とほざいたことが災いとなり、この世界でつまはじきにされたので模型に戻ったのです。利益を鑑みないで、良い品を安く売ると恨みを買うのです。それでもある親友と仲間を作って年1回の展示会をしていましたが、その仲間が急逝しやる気をなくしました。100人展というのがあり、これまですべて出展したのは自分だけです。今回も出展してその後数ヶ月何もしませんでした。元旦のトライアルで腕が落ちていいることを自覚して、慌て今日修正したのです。ええ、まもなく終了です。だって模型に関してもやることが山積みです。年末年始でちょっぴり時間があったので、羽目を外しました。その代償で、なんと右の親指を切ってしまいました。カットしたガラスの縁が刃物のようになっていたのです。幸い極く近所に腕の良い外科医がいて、すぐに処置してもらいました。休日でも診てくれるお医者様はありがたいですね。