ホーンカプリング

  今日は工作はできないので、シェイのカプリングの勉強をしました。

  参考書はKKCの87号と88号。ここにU氏がDan氏の詳細図面を検討して模型化された記事があり、勉強しました。その構造は「ちーとも知らなかった」のです。

  1)カプリングリングの構造

  3ピースからできているのです。すなわち外周のリングと前後からホーンのピンを挟み込む円盤で、その円盤にはピンを嵌め込む溝が4ヶ所、円盤を止めるネジが4ヶ所あり、しかも片方の円盤は外周のリングに固定されているのです。ですから、分解は左右の円板を分解することでホーン部分が外れるわけです。

  2)それではリングの外周の突起は何?というと、ホーンのピンが飛び出しているのではなく、給油口なのであり、中央の凹みが給油口のようです。

  3)ホーンとピンは一体の鋳物で分解は出来ないので、上記のような構造で分解できるのです。

  4)リングは球体のスライスであり、外径のRと前後のRは一致するのが正しいそうです。

  以上のことをきちんと踏まえたU氏のカプリングを見て平岡先生は「ああ、本当はこう作るべきなんだよ。自分のライブは簡略型なのだよ。」と感心されていました。

  KKC88号の画像は許可を得たので、掲載します。

  したがって、ホーン部分は「Y」字であり、決してコンが作ったような「U」字ではなく、あくまで小さなカプリングをらしく作っただけでした。

  しかし、 U氏の作り方は外径が20ミリだから出来ることであり、5ミリでは無理ですね。やはり外からピンを刺す構造にしなければならないでしょう。また一つ課題が増えました。

       今夜はK兄と歓談します。明日は猛暑の中を訓練登山してきます。ではまた!