やさしく8550を作る(6)転がったぞ〜〜

  スライドバーはこのように整形します。メインロッドが干渉しないように、、仮組み付けで様子を見ます。今回は全長21ミリ、下のスライドバーは3.5ミリカットして、端から6ミリのところで斜めに削れば良いとわかりました。

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  組み付けてチェック。

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  第1動輪のロッドピンは頭を落とします。それが嫌なら、シリンダーブロックを左右に0.6ミリくらい広げて取り付けることです。トーマさんのキットなどでは、第1動輪のクランクピンの干渉を避けるために、サイドロッドとメインロッドを1ミリ以上離すことで対処していますが、そのためにロッドピンはかなり長く、スペーサーも厚いのが入っています。

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  組み付けると

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  で、無事転がりました。これで、下回りのキモはクリアしたことになります。ここまでできれば、あとはドレスアップだけなのですね。

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  ま、今回のトライアルは8550タイプを作るということなので、ロッドの溝とかフロントデッキの造作とか、かなり簡略化しています。目標はやはりTMSに発表された片野氏の作例です。今回はその片野氏の作例にパーツやエッチング板でどこまで迫れるかということになります。

  ジョギングは諸般の事情で休みました。今夜も死神でした。

  最後にお問い合わせです。。KKCの会員が入手した絵葉書の機関車です。これが果たして日本に存在していたものなのか、あるいは当時輸入機関車のカタログを真似てこのような絵葉書を作成したのか、皆目わかりません。日本にランニングボードが水平の4-4-0タンクロコが存在したのでしょうか?自分は5490しか知りません。

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