風邪はすっかり良くなりました。思うに、KKCの配送が終わり、肩の荷が降りて少し緊張感が足りなかったようです。風邪なんて緊張感がないから引くのですよ。忙しくて風邪を引いている暇もないと、引かないのですね。コッペルを最後まで仕上げようという気力が風邪を吹き飛ばしました。
で、配線ですが案外大変。コアレスモーターなので、配線用のブラケットがないのです。こんな風にしました。あ、蒸気パイプはこの状態でバルブに差し込むのです。
裏から見ると
ところで、配線が終わって走らせると少しカカります。何デヤ！あ、そうか、あの件ね。つまり、集電ブラシは車輪の内側から外側に力が働くので、第１動輪がわずかに横フレしてロッドピンに当たっていました。φ0.15の燐青銅線を輪っかにしてはめ込んで解決です。これは良くあるピットフォール。
それでもスルスル走ると嬉しい。ロコビルダーの至福の時間でした。手前味噌ですがこのコッペルは自由形ながらナローではなく16番としてうまく纏められた気がします。自由形を邪道という方もいますが、実物にとらわれず実物の雰囲気をモチーフにして、実物にはない、そして実物よりカッコ良い模型を作れれば、それはまたロコビルダーの大きな喜びと申せましょう。もちろん、スロットルレバーを二重にしたり、基本的な機関車の構造を踏まえての上ですが・・・。
ボイラーを別塗装とするので、こんなにバラバラで塗装です。元ネタのトーマさんのキットは良くできてました。弄り倒しましたが、ご容赦ください。日昇さんのも13ミリに改軌して、とことん手を入れますよ。容赦しませんからね！！
