コンドコは理不尽なキット!

  そもそも短いシャフトにクランクを接着剤で固定するという発想がアウトです。ちょっとでもフレーム接着剤がまわったら一巻の終わりですので、接着剤は極少量となり、その分不完全な接着のリスクは高まります。こんな理不尽な組み立て方法は、プロなら御法度ですね。

  ま、何とか直して、合併テコとエクスパンションリンクを付けました。エクスパンションリンクの遠位部(つまりリターンクランク側)は差し込むだけでは外れやすいので、外径0.6内径0.3の極小ワッシャを挽いて嵌め込みました。固定はロックタイトです。

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  しかし、この組み立ても難しい。φ0.6のピンは2本飛ばしました。

  さらに何と左の合併テコも飛ばして4次元空間に旅立ちました。端材で作り直しです。

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  あとは担いバネですが。無事走るようになったら集中力の限界、そう今日はお正月あけで殺人的に忙しかったのです。それとφ0.3の孔にφ0.3のピンを差し込む事が難しくなってきました。粗忽、おっちょこちょいで裸眼の視力だけが自慢でしたが、そろそろ危ない。M先輩はこれで引退しました。あと10年は持たないかも。歯も悪いし、昔から歯、眼、◯◯と言いますし・・・・。

  ジョギングはそういうわけで流しました。27分30秒。明日は新年会です、ある話題を書く予定です。

塗装だ!

  塗装は以外と簡単。3ピースで出来ました。注文主から6.5mmと同じ仕様でという事で、すんなり終了。ナンバーは7です。

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  実はこの後大問題が発生し、下廻りの調整に入りました。早い話、右のクランクが外れてしまったのです。ロックタイトが甘かったようです。ま、何とかなるでしょう。

  ジョギングは流して26分58秒という微妙なタイム。とまれ、5日間はきちんと走る事が出来ました。成果は大量のローラー運転台のステイと、9mmドコーの仕上げでした。でもモーガルの下準備は着々と進んでいますよ。

スケールについて思う事

  ローラー運転台の仕込みは今日で終了。数百個のステイを作りましたよ。この作業が終わらないと、すべての工作機械が使えないので、優先して進めました。そのためドコー君の塗装は明日に順延、ロストパーツの整理等で終日過ごしました。

  さて、ひょんなことからカツミの弁慶を未塗装で入手しました。大体スケール通りの8550と比べると、明らかにオーバースケールで、どうも1/70かもっとオーバーで、ある意味ではSに近いです。以前弄ったカワイのリオグランデのモーガルもかなりのオーバースケールでした。ただし、この弁慶1/80で作れば完全なガニマタで見られません。13mmか12mmで作るべきものであり、HO/16番ではこのくらいオーバースケールにしないと全体のイメージが狂ってしまうのです。

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  そう、大好きなつぼみの森林タンクもオーバースケールでSといっても間違いではないでしょう。でも模型としてみると形態が整っていて、オーバースケールを凌駕した形態美を感じるのです。どらえもんのスモールライトではないのですから、その車両が模型として実物の印象を反映していれば、多少のスケールの違いは許容されるというのがコンのゲージ論です。今回のカツミの弁慶は形態把握は実に見事です。ま、このままSスケールでも通用しそうですけれど、それはさておき、あまりスケールに拘りすぎないで、プロトタイプの印象を的確に反映出来れば良い模型と言えると思います。そういういみではコンはファインスケール志向ではなく、印象主義といいますか、スケールの幅をある程度緩やかに考えるタイプです。そりゃあ、模型作りにどのように対峙するかは人それぞれであり、きちんとしたスケールモデルを否定するものではありません。今夜のお話の骨子は、ある程度スケールの制限を緩めて、実物の印象を具現することが模型化ではないかということです。尚、コンはゲージ論は宗教と同じで、排他的議論に陥り易いことを知っていますので、このブログではゲージ論はご遠慮願いたいと思います。今夜の話は1/70のカツミの弁慶の形態把握が見事で感銘を受けたという事に過ぎません。

  ジョギングは25分4秒。あれ?25分の壁だなあ・・。年末年始も明日で終わります。明日はドコー君を塗りますよ。

ローラー運転台の仕込み

  今日は終日仕込みをしました。ステイは200程作りました。あと100です。旧型のステイは100くらい。ベアリングも仕込みました。これだけ作ったんですよ!

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  フラットバーも大分チビって来て、一部は端材となります。これも、フライス加工の土台など色々用途があり、捨てられません。

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  ドコービルは明日塗装です。塗装は、すぐしないといつまでもしないことになります。コンの棚にも未塗装のものが若干あります。未塗装のままアメ色になったのも味があるのですがね。

  ジョギングは25分1秒、絶対24分台だと確信していたので、一寸ショックです。

  模型と仕事で三が日は終わりました。6日から仕事ですので、あと2日あります。

再び9mmDECAUVILLE(9)配線

  本機は床板が外せるのが特徴で、配線は楽なのです。。プリント基板を所定のカタチに切り出して、ベリリウム銅線を貼付けます。車輪の内側に銅線の「受け」部分があるので、タイヤの裏をこする等の面倒な調整は不要です。

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  一発で走りました。新年早々縁起が良いワイ!

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  あ、アースは角パイプの端を使いました。ここにラグ板をネジ留めします。さて、このラグ板は何でしょうか?

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  当てた方には本キットを進呈、いや冗談ですよ。

  今日は日中は救急当番で仕事してました。その合間にローラー運転台のステイにベアリングを取り付ける内職をしていました。「あら、何してんですか?」「いや、内職ですよ。何しろ◯者だけでは喰えないもんで」なんて馬鹿な会話をしてました。

  ジョギングは25分10秒。やはり仕事が無い分楽ですね。明日は塗装です。16番に戻りつもりでしたが、ドコービルがフィニッシュしないとはじめられません。中途であちこち手を出す程の才能は無いのです。

再び9mmDECAUVILLE(8)ほぼ完成

  では、新年おめでとうございます。今年も拙ブログをよろしく!

  お正月の通常の行事はほっぽって模型三昧がコンのお正月。ローラー運転台のステイを100程作りました。あと200です。お正月中に終わらせます。この300で今年1年はもう作りません。

  ドコー君ですが、ごらんのとおりほぼ完成。ナンバーはオーナー様の希望で7としました。これもいずれお嫁入りですが、9mmも結構可愛いと思います。今年は何人の方が完成まで行くかな?

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  ちなみに、背景に写っているのがこれからのプロジェクト。徐々に進めます。

  ジョギングは25分54秒。外気温は氷点下でした。これも鍛錬、え?年寄りの冷や水?そうかもしれません。

  明日は何と当番で仕事に行きます。でも、こういうことがないと身体が鈍るので良い刺激です。では、ことしもよろしく!!

再び9mmDECAUVILLE(7)ボイラー廻り

  このブログは元旦の早朝、1時過ぎに書いてます。あけおめとなりますが、大晦日の記録として読んでください。  

  ボイラー廻り製作の要諦は段取り。ある程度までハンダで組んだら後は接着剤です。通常バックプレートと逆止弁までハンダ付け。後は接着剤です。この時、逆止弁とターレットから配管を延ばしとくとやりやすい事がわかりました。鈍した燐青銅線です。

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  配管が楽でした。あとは煙突とドームを貼付けて完成です。

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  ですからこのキット製作の労力は下廻りが4/5、上廻りが1/5です。下廻りが出来たらもう完成に近いのですね。普通に作って1週間で出来る事がわかりました。皆さんのご健闘を祈ります。

  大晦日のジョギングは26分1秒。ありゃ、もうちょっと頑張れば25分台でした。

  今年も、様々な話題でお届けします。このブログをよろしく!