こっぺるマレーに挑戦(61)サンドボックスは出来ましたが・・・

  某書によれば、手作りの味は「微妙な狂い」なのだそうです。機械で誤差なくぴっちり作ったものでは出ない味が手作りなんだそうです。なかお氏も古典機の雰囲気をだすのなら微妙な狂いが必要とおっしゃってました。この前置きは、サンドボックスの出来上がりが微妙に狂っている言い訳であることは、もうお判りですね。

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  問題はここではなくて、これなのです。

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  冷やかしでオークションに応札したら落札してしまいました。価格はキットの相場よりはるかに安いのです。天敵U氏より、このシェイは伝動方法に問題があり、後部台車にストレスがかかるという話でした。うん、この伝動方式は問題だなあ。普通の電車のように台車にウオームで伝動すれが良いじゃん!とはこの時代の実情を知らなかったためかな?

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  つまり後部台車に強い横スラスト(回転力)がかかってしまうのです。Oナローシェイではどうなのかな?実はこの4トラックシェイはかつてキットを持っていましたが、組める自信もなく九州のH氏に製作を依頼していました。 H氏は後部台車のスラスト力を「キャンセラー」を設けることでクリアし、見事に4トラックシェイを完成させたのですが、ご案内の通り急逝され、完成した4トラックシェイを見ることができなかったのです。あの作品がどうなったのか?消息を知りたいなぁ。完成したら見せていただく約束で、無料で差し上げたんですよ!

  ところで分解してみると伝動軸はこれでした。つまり中村精密の関係者はダメだということです。スパルタンシリーズも同じでした。

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  外は雪でジョギングなんて出来ませんよ。また冬となり、ジョギングが滞ることになりますが、亡母が残したマシンがあるので、それで凌ぎます。