8550再開(5)キャブインテリア(2)インゼクタとエゼクタ

  バックプレーの造作は全く問題がないので、難関はインゼクタとエゼクタです。特にセラー式インゼクタは先に部分がキャブから飛び出していますので分割しなければなりません。今回は先端部分は新製し、外径0.9内径0.7のパイプで給水管が差し込めるようにしました。機関車の右側にはエゼクタがあり、これがインゼクタと複雑に干渉していて、悩ましいところです。なんとか解決法を見出しましたので、明日にはお披露目できるでしょう。

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  ええ、このように外れるのです。ですから先端部分をキャブの前方妻板にハンダ固定して、前方からは吸水管、キャブ内の後方からインゼクタを差し込むことで組み立てできるようにしました。エゼクタも同様です。よく考えると、蒸気パイプはほとんど見えないので省略しても良いかなとも思います。後で考えます(これが良くないのかな)。

  さて、コッペルマレーですが、早くも頓挫です。動輪径を7ミリとしホイールベースを10ミリで設計したのですが、

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  実物のホイルベースは700ミリなので、縮尺は1/70となり、めっちゃオーバースケールです。これは、コッペルのカタログにあった、

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  これとプロトタイプを混同してしまったからです。目指していたのは2フーターの最小マレーですので、これより小さいのですね。こちらは80HPですが、ご指摘いただいたように作ろうとしていた機関車はこれより小さいものでした。

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  よく似ているので混同してしまったミスです。さて、どうしましょうか!