ステンレスのこと

  コンは浅学ですので、ステンレスは快削のSUS303と難削のSUS304しか知りませんでした。いずれにしても非常に粘りがあり、切削油が無いと喰い込むし、刃物も傷めやすいので敬遠していました。たまたまDさんから、「日本の模型人は洋白に拘り過ぎる。日本程ロッド類を洋白で作る国は無い。もう少しステンレスの活用を考えては?」というお話があり、調べてみるとSUS430という加工しやすいステンレスがある事を知りました。モーガルのロッドはレーザーカットの予定なので、高価な洋白ではなく、ステンレスの方が色味も鉄に近く良いのではと愚考したのです。すぐ行動するのがコンの唯一の取り柄、入手してみました。カットして売られているのですね。

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  アンチローブの鋸で切削油をつけてのカットでは、洋白板とあまり変わらない硬さでした。

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  今日の話はここまでですが、模型にもっとステンレスを取り入れるべきということです。又、ステンレス線は熱変形し難いのでロウ付けに向いているということもあり、上手に使い分けが出来れば、工作の幅が広がるでしょう。

  職場の忘年会なので、つなぎの話題でした。

  もう1件、これも浅学にして知らなかったのですが、蒸気エンジンの模型についてはヴィルヘルム・シュレッダー社が世界的であることを初めて知りました。なに、週刊誌の立ち読みで見つけただけですけれどね。ライブのトラクターなら気軽に遊べるのですね。Kさんの縦釜のエアーエンジンも面白そうでした。いつまでもモータードライブに拘らず、こういうので遊ぶのも楽しそう、というのが今日のつなぎの話題でした。

 

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