薄い車輪

  昨夜は午前2時半まで作業してました。同人誌はほぼ出来上がり、やれやれと思っていたら、午前4時に叩き起こされました。そのまま通常の仕事、昼休みは無しで、夜は会議。へろへろ状態で、同人誌をアップロードして、ジョギングへ。というようなハチャメチャな1日でした。

  注文のあった旋盤を検品しましたが、いろいろ欠品していてその手配もあり、なかなか大変です。

  そんな中で、Dさんが自分のブログでゲージ論を展開されています。16.5mm、1/80がHOかどうか?という疑問すら違和感があるのですが、とうとうそれは16番じゃね?と書き込んじゃいました。ゲージ論って国と国との諍いに似て、決して歩み寄る事の無い不毛な議論だと何時も思っていますが、Dさんが強調したいのは、線路と車輪のきちんとした規格を遵守する事が、間違いなく走る鉄道模型では大切な事だよ、と言う事だろうと思っています。

  それはもう30年以上前の事、コンはまだユニマット3型を使っていましたが、OJの方から「コンちゃん、そんな厚い車輪で良く我慢出来るな。旋盤があるなら、16番ファインということで、タイヤを薄くしてバックゲージを広げてみな。カッコ良くなるから。ポイントは自作しないと駄目だよ。」という言葉に素直に従って、ステンレスで薄いタイヤを挽きました。タイヤ厚は2.0(スケールでは1.7)、バックゲージは15.1mmでした。当然ロクに走らず、いわゆる「直線番長」状態で、その後通常の動輪に交換してしまいました。その時に、タイヤを薄くしたり、フランジを低くしたりするのはNGなんだな、と悟りました。その後は車輪を自作しても、NMRAの110に準拠するようにしています。

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  そして、ユニマット3型はこの作業で酷使されて、刃物台(ダイキャスト)のネジがガタガタになり、リベット打ち出し機として再雇用されて、あのコロンビアのテンダーのリベットを打った後、skt氏に引き取られました。元気かな?

  というわけで、工作は再開出来ず、明日に順延。だって睡眠時間1時間半ですよ!

  ジョギングは歯を食いしばって走りました。26分32秒。では、おやすみなさい!