同人誌の仕上げで

　　工作は捗りませんでした。

　　ご指摘のように乗工社が製造した初期のコッペルベースキットは珊瑚模型店からの発売なので、ダックスなどと同じく珊瑚の製品と勘違いしてしまいました。

　　このキットのロッド駆動方式はトラブルが少なくなかったようで、きちんと走るように組み立てるのが難しく、Y氏の２両を当方で手を入れてお返ししたのが、もうなん年前だったか・・・・。ですから、乗工社はその後ギヤ伝動に舵を切り、ロッド駆動の製品は出さなかったはずです。現在このキットは２両ありますが、動輪がプレートなのが面白くないことと、ロッド駆動をきちんとできる腕がなかったので、このようなギヤ伝動の下回りを作りました。

　　で、このままン十年放置されているのです。動輪は何を使ったのか忘れました。新しいΦ7動輪に入れ替えて、コッペル弁かワルシャートを組み込めば、ある程度価値があるものになるかもしれません。でもコッペル30HPを作っちゃったので、もう興味が冷めました。死蔵するか、放出するか、迷ってます。時間さえあれば、仕上げて売っぱらえば良いのですがね。

　　同人誌は１日早く出来ました。次は工作本の続編です。１１月のKKCの集まりも開催を決めました。コロナも落ち着いて、また忙しくなるなぁ。

　　ジョギングは流し気味で24分53秒。ビールは昨日で止めました。

再び口金

　　ドラゴンボーレーを希望された方がいましたので、口金を作りました。30cmオーダーしたので、あと１台分は取れたのです。ただ、フラットバーの角が丸められていますので、角を出すために少しフライスで削る必要があります。横フライスで削るとこうなります。

　　それから、M５のキャップネジの頭はφ8.5ほどありますので、9ミリのノスドリルで皿モミする必要があります。これは、ヤワはボール盤では無理で、アシナ姫でも悲鳴が出るほどでしたので、加工してあげました。

　　この口金加工さえできれば、あのドラゴンボーレーも悪くはありません。価格も驚くほどお安いし・・・。

　　同人誌はもう校了です。明日ページを振ってチェック係に渡します。

　　11月にはKKCの集会を予定しています。ギリギリで開催できそうな情勢となりました。なぜ急にコロナ感染者が減ったのか？これはワクチン接種効果だけでは説明できないはずです。だって、約半数しか接種済みではないからです。とまれ、10月から規制が緩和されて、第６波が来ないことを祈ります。

　　ジョギングは軽めに走って24分6秒。うん、涼しくなったし、調子が出てきました。ジョギング中途で若者が抜かして行きましたが、抜き返しました。

うむ！

　　果たしてロッド駆動できるか？ということでのトライアルです。動輪はジグで慎重に位相を合わせ、おそるおそる組み立てましたが、何と一発で回りました。つまり、ロッド駆動は9mmでも可能だったのです。いままで敬遠してNの下回りを活用したりしましたが、C103では昔ながらの（表現が良くないかも）作り方で、手作り感を出して作ろうと思っていました。協三のやや近代型のCタンクですが、地元で活躍した愛着ある機関車なので、フレームもロッドも手作りでガレージキットを出すつもりなのです。これはホワイトメタルやロスト、エッチング板以外の要素を組み入れた、クラシックな仕様の機関車にしたいとおもいます。

　　ま、これも来年の軽便祭ですね。コロナ禍も多分収束するでしょう（甘いかな）。軽便祭もいつまでもDLばかり出していないで、たまにはSLを出して欲しいです。ナローガレージさんで良い下回りがあるのですから、これを活用すれば、蒸機も出来ますよ！

　　同人誌の編集はほぼ終わり、明日から仕上げです。工作本の続編もヤマは超えました。１１月の集会には間に合わないけれど、年内に刊行します。

　　ジョギングは24分23秒。昨日より脚が軽かったです。

ドラゴンボーレーの口金を作る

　　ドラゴンにしては顎のガタが少ないので、口金を作ってやることにしました。デフォルトの口金はこんな感じで、ご丁寧に「焼き」が入っています。口金が硬すぎると万力切りでは鋸刃を早く傷めるので、鋳鉄とか柔らかめの鉄が良いのです。

　　8×12のS45Cフラットバーを購入して口金としました。キャップネジはM5で頭はφ8.5ほどあるので、９ミリのノスドリル（？）でボーリングしました。芦品姫が悲鳴をあげました。

　　上縁は少しフライスしました。取り付けてみます。

　　微調整で顎の段差はなくなりました。これで万力切りは万全です。

　　C103のロッドを仕上げました。６両分です。こんなことをしたのには理由があります。

まだ、ハンダを外していません。

　　作り方はいつもの方法で、既出ですから割愛します。ローラー運転台もそうでしたが、機械を一旦セットすると、量産しないと効率が悪いのです。

　　日曜日はいつものように過ごし、いつものように雑用もありましたが、模型関係の作業も進んでいます。

　　ジョギングは身体が重くしんどかったです。かろうじて24分44秒。ではまた！

サイドロッド12枚

　　t0.4を３枚積層してサイドロッドの材料を４本削りました。６両分です。クランクピンの孔はφ0.8であけてあとでφ1.05にします。

　　いつもの方法なので、今回は作り方はあえて割愛。

　　だいぶ雑用が捗って来たので、こんな浮気工作をしています。そろそろコッペルマレーに戻らなくては・・・。

　　ジョギングは24分20秒。涼しくなりました。ビールの季節は終わりかも・・・。

そして・・・

　　下回り11両分のフレームを仕上げて、試作です。昨日も書きましたようにエッチング板を折り曲げてのフレームがどうしても気に入らないのは旧弊と認めます。それでも、精度さえ確保すれば9mmナローでもロッド駆動が可能であることをお示ししたくてのトライアルです。この時点ではほとんどガタはありません。

　　ロッドをつけて走るようであれば、共同開発者に送って試作してもらう段取りです。残り１０台は適当にスワップあたりで売っちゃうつもりでしたが、その後NGさんからC型の下回りが出来上がっているという連絡があり、このフレームシステムはごく一部の「好き者」さんに譲渡することになりそうです。明日はロッドを作り、位相を合わせます。実は、この辺が一番好きな（得意な）ところなのです。

　　工作を封印することで、同人誌の編集や工作本の続編の仕事も順調です。週末は万力の口金作りなど、工作をちょっぴり楽しめそうです。やはりコンは（下手の）工作好きなのです。

　　ジョギングは死神仕事が舞い込んで休みました。

　　今年の軽便祭エアーなのでパス。来年はコッペルマレーとC103をダブルで発表するぞ〜〜〜。

ついに・・・・

　　ともかく工作を封印してストレスが溜まってます。

　　C103については、3Dでモックアップを検討してくれる協力者を得ました。この際、C103も作っちゃえ！ということになりました。協力者が試作などをしていただけるので、話は進みそうです。

　　ところで、コンはどうもエッチング抜きのフレームが苦手です。8550の時にはワイヤーカットを使いましたが、ナローのチビロコですからフレームもt0.5くらいで済みそうなので、ええい、作っちゃえ！と考えました。第１回の11両分のフレームの材料です。0.5を10枚と12枚積層して所定の寸法に仕上げました。

　　明日、軸箱部分と前後を仕上げます。ローラー運転台の時から、工作機械はセットしてしまえば量産できるということを知っていました。わざわざセットして１両分を作るなんて無駄ですよね。ドコービルの時もそうでしたが、動輪も位相を合わせて組み、スムーズに回るところまで作ってから、あとはよろしく！とするのが良さそうです。この方法で上手くいけば、かなりコストも抑えられます。3Dプリンターで作ったプラフレームも悪くはないのですが、真鍮板のフレームにこだわるのは旧弊でしょうかね？以前は9ミリナローはロッド駆動はムリとほざきましたが、今回はロッド駆動に挑戦して見ます。

　　ジョギングは24分34秒。ちょっと脚が重かったです。工作以外の作業は順調に進んでいます。ではまた！