浮気の追補

  どうやら、試作のコッペル風Bタンクは製品化されるようです。

p924.nishou-kougyo.jp  そこで気にしていたバルブロッドを作り直しました。そう、このタイプはバルブロッドがガイドヨーク後方で関節を形成しているのです。やはり、そのようにしたいと、試作機も手直しです。

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  ガイドヨークも付けました。こちらが断然良いですね。ちょっと調整が必要で、動画は明日になります。ええ、こんな事ばかりしているので、モーガルは進まんなぁ・・。

  ジョギングも雨でお休み。なんか、今年一杯、何も出来ないような気がしてきました。登山も遠征中止で日帰りです。

米国型モーガルを作る(83)ボイラーの水平確保

  主としてテンダー機の問題ですが、煙突の位置でシリンダーからの貫通孔を煙室まで延ばして、煙室で上廻りと下廻りの固定となります。あとは、エンドビーム部分で左右2本のビスでフレイムと上廻りを固定する、ある意味では三点固定です。そして、この固定法でボイラーが水平でないととてもみっともないことになります。しかも、傾いたボイラーを修正するのも困難です。さらに、後方の取り付け位置がズレると、前方の固定ビスの位置がおかしくなりますので、ここをきちんと決めるのがキモとなります。とりあえず、煙室部分で下廻りと固定出来るように、ビスの受けを贅沢に作りました。通常はネジを切った厚板を曲げてハンダ固定ですが、挽き物です。

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  後方には厚板を積層して、高さをチェックします。この結果4.6ミリで水平になります。図面では4.5ミリなので、まあ合格ですね。

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 水平チェックなう。

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  先日迄作っていたコッペルBタンクの原型は日昇工業さんで、製品化されることとなりました。宮崎の1号機ですとバルブロッドに関節があり、ガイドヨーク後方にその関節がありますので、そこまで作らなければなりませんね。

  ローラー運転台はT氏以外の方で、製品化されていますね。自分も見ましたが、各ゲージに変化して対応するタイプなので、ちょっと強度が心配です。t4のフラットバーからフライス加工で削りだしたステイのコンのローラー運転台は、もう廃盤で良いのかな?ええ、時間さえあればいくらでも作れますけれどね。

  ジョギングはまたまた雨で中止。もっとも山登りもコロナ騒ぎで中止になりそうです。コロナはさまざまな事に影響が大きいですね。

新型ローラー運転台

  T氏から改良版が届きました。導通不良の問題は、ネジやワッシャを交換する事で対応し、線路に置いたときの捻れは、ストッパーを新設する事で解決しました。合格です!良く出来ています。申し分ありません。しかも9ミリから12ミリ13ミリ16番迄4種類のゲージ対応です。価格もお手頃で、お薦めです。

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  仙北のポーターも嬉しそう!

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  あ、亀の子君も。

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  モーガルはあれやこれや検討して、これだけ!進まんなぁ!

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  小雨の中ジョギングを敢行、23分23秒!ええ、走らないとおかしくなりそうです(笑)。

米国型モーガルを作る(82)8550ランボード

  モーガルに戻ります。Locomotove Dictionaryで検索するとRunboardと記載されていましたので、今回はランボードと書きます。t0.6から切り出すわけですが、仕上がり寸法が80.2ミリなのです。つまり、快削真鍮版の寸法は80×180なので、横幅で0.2足りないのです。そこはズルいコンですので、裁断で80ミリよりちょい幅広の真鍮板を選んで切り出しました。最近は工作機械に頼り勝ちで、こういう切り出しは久しぶり。

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  ま、こうなるわけですが、ボイラージャケットとの取り付け方法に一考を要します。9200ではボイラジャケットとランボードに隙間があり、いわゆるRunboed Bracket  がはっきり見えてました。仲間の作例を検索して、成る程こうするのね、と理解して、明日の作業です。

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  あまり、期待はしないで欲しいのですが、このランボードの作り方で、一寸変わった事を考えています。ええ、どうせ誰かが既にやっているのでしょうけれど、明日コンなりにやってみます。

  それよりこの長雨。もう数日ジョギングが出来ないので、身体がおかしくなってます。大丈夫か?

浮気のBタンク

  昨日迄作っていたパーツは多分製品化されて、試作したコッペル風小型Bタンクのキットとなります。宮崎の1号機に近く、ナローだったものをサブロクに無理矢理改軌されたガニマタ機です。コンはつぼみのBタンク以来「ナローっぽい16番」というものに興味があり、Brooksとか、色々手がけました。果たして製品となるかどうかは自信が無いのですが、思いきり自分の好みをぶつけましたので、ご期待ください。

  で、原型を説明書付きで送付準備迄しました。その後、久しぶりでガラスを弄ったのですが、これが楽しくジョギングも工作も休んじゃいました。モーガルの作業は明日からです。進まんなぁとは申しません。

  コンのパソコンのプラウザが旧く、動画のアップロードが出来ませんでしたが、一念奮起して出来るようにしました。このBタンクのコッペル弁の動きです。第1動輪のローラー運転台が前後に動くのは、サイドロッドをロウ付けで短くした時に寸法が狂い、サイドロッドの孔を広げたための醜態です。サイドロッドは新製すべきでした。だから再度ロッドなんですね。ベルト駆動は静かで滑らかです。ベルトの劣化と交換の問題が解決すれば、小型機には有効な伝動方法と思います。


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   ジョギングは雨の為のお休みです。しかし、梅雨が長い・・・。

 

Bタンクに浮気(20)浮気終了

  煙室扉のハンドルはフライスで作ろうと昨日から考えていました。少し太いけれど、外径で2.6だから、そんなに目立たないだろうと、これで終わりにします。

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  安全弁は少し工夫しました。実物は二重筒になっていることは存じてますが、そこまでは突っ込みご容赦。

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  ジョギングは、何とまたまた仕事が舞い込みお休み。こんなにさぼって大丈夫か?

  ともかく、Bタンクの浮気はここまで。明日からモーガルに戻ります。ではまた!

Bタンクに浮気(19)煙室扉ハンドルは不細工で・・・

  の前に、ドコービルのキットが在庫切れとなり、箱詰め再生産しました。全てのパーツを袋詰めしますので、10セットで半日かかりました。このキットは、材料が無くなれば終了です。残り15セットくらいです。銀座軽便さんと額縁屋さんにも少量卸しました。

  ◯に十字の煙室扉ハンドルは作った事が無いので、一回では上手く行かないだろうと思っていました。作り方は多々ありますが、へそ曲がりなのでコンなりの作り方。きっとだれかがもうやっているでしょう。

  旋盤でリングを挽いて、ピッタリ嵌まるような太さの棒を削りだし、センター孔をあけて十字に削るのです。既に不細工です。

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  リングを嵌めると少しらしくなりますね。

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  こういう状態なのです。リングを半田で固定する前です。

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  取っ手を付ける所まではしましたが、何とも不細工。今日は練習という事で・・・・。

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  ええ、明らかに手作業の能力が落ちているか欠けています。工作を機械に頼り過ぎなのですね。明日、再度チャレンジ!煙室扉も作り直しだし、作り直しなんてへっちゃら、だけど進まんなぁ・・・。

  ジョギングは今日も雨で中止。山登りも中止になったので、まあ良いか!