続・ベルジョン閣下

  同人誌の版下ができましたので、口金を作ってみます。

『閣下、試作でございます。」

『おお!早速取り付けてみよ!」「はい!」

「いかがでございますか?

「うむ、ちと厚いのう。確かデフォルトはt 4だったはずじゃが!」

「はい、キー材がt 6しかなくて・・・。あ、これは寸法確認の試作ですから。」

「噛み合わせはどうかのう?」

「おお、ピタリじゃ!しかし仕上げが荒いのう。」

「申し訳ありません、寸法はでていますが、研削盤を持ち合わせておりませんので。「それなら縦フライスにフルバックでもつけたらどうじゃ?」「それも持ち合わせておりませんので・・」「チッ、しょうがないな。では、資金を援助するからフルバックも買え!」「では、仰せに従います。」「では、t 4で綺麗に作れよ!」「承知しました!」

 福島のフライス工で親交のあったI氏はもう引退しましたので、口金交換も手掛けなければならないかな。何より、焼きの入った口金では万力切りはできないのです。ではまた!