ノブの球の部分にどうやって孔をあけるか？という問題です。今夜お話しする方法はコンの数少ないオリジナル技法です。
ジグは真鍮でも構わないのですが、硬いほうが良かろうということで、t0.3洋白板で作りました。このような簡単なジグで、端からノブの高さの距離に孔（今回はφ0.5)を貫通します。
これに昨日のノブの頭をパチンと嵌め込みます。あとは、ボール盤で孔をあけるだけ。
その後、差し込み部分などを旋盤で仕上げて完成。胴部分はφ0.6、鍔がφ1.3で、差し込みはφ0.8です。もう１台の8550に使います。
ええ、多めに作ったのは途中で亡くすことを想定したからです。今回の方法ではノブの高さが違えば、その都度バイトを作る必要がありますが、一度作れば永く使えるので、オススメです。S社やI社の挽物がちょっと細いなぁと思われたら是非挑戦してみてください。
