米国型モーガルを作る(87)サンドボックス

  これはN先輩が作ってくれましたので、裾だけ仕上げました。円盤法も明日やってみます。1点新しい事がわかりました。

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  実務は同人誌の編集。今回は大物記事が目白押しで、しかも当方での版下作成となり、かなり大変。

  コッペルBタンクは試作を少し手直しして、製造元に明日送ります。

  ジョギングは再開するも25分23秒。脚が重いのは一昨日の山行の疲労かな。

米国型モーガルを作る(86)ドーム類

  ドーム作りは昔からドーム上手く行かないと申します。特に裾部分の整形が難しいのです。コンの浅い知識では、方法は3通り。

1)ワークをラッパ状にして円筒に押当ててプレスして裾を形成し、後で頭部を旋削。

2)円盤貼付け法

3)フライカッターで底部を整形してから、裾部分を削りだす(ムク法)。

  この内、1)はAさんが試みて、可成り苦労された事をブログに書かれています。

2)は例のアルミビス固定法を使えば何とかなりそう。

3)はN先輩が大略を作っていただけたので、それを仕上げれば良いだろう。

  ということで3)。

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  裾部分は甲丸ヤスリなどで丹念に削る必要があるので、仮ボイラーを作り、そこにビス留めした状態で仕上げました。下手です。

  円盤法で出来ないかと、トライアル。つまり本機はスチームドームの径が12ミリもあるので、ボイラーとのフィッティングが大変なのです。

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  まだ、未完成ですが裾野形態は悪く無いかも。

  ちなみに煙突クラスとなると、円盤法でラクラク

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  では、明日のサンドボックスへ移ります。ジョギングは雨と昨日の疲れで休みました。

リフレッシュは疲れたな・・・。

  朝6時に仙台を発ち、白布温泉から天元台を経て、西吾妻岳に登って来ました。日本百名山です。尾瀬に限らず東北の山は「コンみたいに」のほほんとして、緩やかなシルエット、尖る事はありません。池塘と呼ばれる小さな池が散在する高山湿原が至る所にあり、木道を歩くのは楽しいです。コンはあまりストラクチャーには興味が無いのですが、このような高山湿原風景のレイアウト(ま、ジオラマですね)はやってみたい。オオシラビソの林の奥には雪を頂いた山脈を借景にしてね。まあ、観光鉄道かなあ?

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  しかしジョギングの効果は思った程でもなく、中途で脚がつり始め、芍薬甘草湯は3服使用、ゴロゴロの岩場の下りは可成り辛かったです。しかも、帰路雨となり、ゴアテックスのカッパでしのぎながら滑りやすい岩場を降りて来て、疲れました。

  溜まっていたメールを処理して、同人誌の原稿に目をやりましたが、模型が出来る状態ではなく、明日からの3連休で頑張ります。

米国型モーガルを作る(85)修正

  いや、昨日のブログはあまりにトンチンカンで冷や汗三斗の思いです。米国型古典器の基礎知識不足と言われても仕方がありません。問題は、べつな事にあり、フレームが歪んでいる事と、上廻りが横に傾く事でした。いつもの何デヤとチェックすると、どうも煙室部分に取り付けた下廻りからの固定ビスが傾いている事がわかりました。そこで、旋盤で作った部材を取り外して、クラシックにU字に曲げた真鍮板をボイラーの内側にハンダ付けして、垂直にタップを立てた所、治りました。ところがサドルが少し高いのです。四苦八苦してサドルを0.6ミリ削り、どうやらフレームとボイラーが水平となりました。キャブ内はもちろんこうすべきなのですよね。

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  明日は早朝に登山になりますので、早じまい、ジョギングも休みです。では、行ってきます!

米国型モーガルを作る(84)うっ!フレームの歪みが・・・・

  上廻りと下廻りが歪み無く組めるようにしておかないと、あとで修正が出来ません。フレーム後方の造作を済ませて、組んでみました。何と、正面から見るとエンジンが傾いています。何デヤ!上廻りをフレームに正確に取り付けると上廻りが傾くのです。不思議・・・。そういえば、フレームを定盤に置くとガタガタするなあ、チェック!そこで初めてフレームが歪んでいる事がわかりました。修正出来るか?もうゴリゴリやるしか無いので、必至で試みました。その結果、許容範囲迄修正出来ました。ヤレヤレ。

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  そう、K野先輩の記事では、キャブの床板の中央部が無く、妻板の後方も大きくえぐられていました。でも、ランニングボードのレベルで、キャブの床板があるのであれば、その下の欠き取りは不要な筈。あのDH105モーターを納める為に欠き取ったのでしょうか?ここがわからず、昨日さぼったのです。今日はフレームの歪みと言う想定外のアクシデントで、進まんなぁとなってしまいました。

  ジョギングは雨で休みましたが、木曜日の山行もあやしいです。今年の梅雨はしつこい!

 

  追記:ご指摘いただいたようにキャブの床板は左右のランニングボードがキャブ内でつながって一面となるのは全くのデタラメで、ここは一段低くならないと投炭出来ない事は焚き口の位置から明白でした。小型タンクロコばかり作っていて、やらかした錯覚です。お恥ずかしい。明日修正します。お友達で、左右のランニングボードを一体として切り出した記事があり、それならそのまま出よいのかなと愚考しちゃいました。

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  上図はサイクロペデイアからの引用です。サイクロペデイアではエンジン単体の図面があり、後方からの図面を見れば一目瞭然!

休みました!

  今日の予定はエンジン後方の上廻りと下廻りの取り付け部、構想も出来上がっていました。駄菓子菓子!意欲がわかないのです。同人誌の編集に追われていること、秋の展示会に向けて少しガラスを弄っている事等、要因は多々ありますが、まあDr.スランプみたいなものでしょう。こういう時に無理してもロクな事は無いので、潔く休みます。本業も忙しく、会議もありました。たまの休み、良いじゃないですか・・・。

    あ、φ9.0のスポーク車輪が出来て来ました。輪芯は原型をコンが作り、ロストで吹いたのですが、量産がしんどくてお願いしていたものです。左がコンの試作、右が依頼した量産品。

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  当然8550タイプの先輪となります。たくさんありますよ!

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  ジョギングも疲れていて流しました。それでも23分54秒には驚きました!

コッペル弁装置改良

   少しカカリがあるのは、何とガイドヨークとサイドロッドが干渉していました。ヨーク検討しないといけないですね。無事弁装置の組み込みが終わり、T氏のローラー運転台上で動かしてみました。


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  さて、製品化はいかがなりますか?

  ジョギングは23分3秒。