米国型モーガルを作る(23)シリンダーの旋削

  ML210専属のコレットチャックはφ8がありますので、φ8のワークから削りだします。この場合、最初に中央の凹みを削ってから前後を削るのがよろしい(かな?)

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  次にこうするわけですが、

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  もし、この時点であ!あそこがおかしいと気づかれたかたがいらっしゃったら、素晴らしい眼力です。恐れ入ります。2両分4本のシリンダー、実は一本だけ1ミリ長かったのです。どれかわかりますか?

  で作り直して、青ニスを吹き、シリンダのセンターをケガいて、取り付け孔のボーリングとなります。

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  あらかじめクロステーブルでφ8を銜えればセンターが出るようにしておいて、センタードリルで揉みつけして、取り付け孔をあけます。

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  ま、2両分欲張って作りました。この後は外径2、内径1のパイプをシリンダーに挿入して、スライドバーの孔あけと成るのですが、もう時間となりました。

  ML210の整備も大体終わりましたが、突っ切りバイトが無いので、手配しなければなりません。JHTのスロウアウェイはもう入手出来ないでしょうから。

  ジョギングは25分12秒。二日休めばこんなもんですよ。