ロッドの仕上げ

  外周を正確に仕上げて、それから中央を凹ますのが普通です。問題はその凹まし方で、フライスを使う場合、こういう方法が便利です。ロッドの孔にピンを差し込んでバイスの口金にあてて咥えるのです。その際、バイスにストッパーをつけておくと、トンボ(反転させる)の際送りの位置が変わらないので、仕上げが楽です。これはサイドロッドの削り。

  ピンを挿してワークを保持する方法はメインロッドで便利です。つまり、メインロッドではロッドピンの孔は1.8、クロスヘッドピンの穴は0.9なので、ピンを挿して把持すれば、自然に0.45のテーパーとなるわけですね。これは横フライスだけではなく、縦フライスでも同じことなので、覚えておくと便利です。

  仕上げました。耐水ペーパーで研ぐときには水か油をつけると目詰まりがなく綺麗に仕上がります。そのまま紙ヤスリと同じ使い方の方はご再考ください。

  雨でジョギングは亦休み。

  同業者の会報に寄稿の要請があり、模型の話も書き尽くしたので、梅酒作りの話を書きました。今年作ったブランデー梅酒は絶品です。ちゃんとラベルを貼って居酒屋に卸してます。

だって、模型だけでは食べていけませんので・・・・。