構想と妄想

  精神医学では妄想とは客観的には間違いであることを正しいと信じてしまう病癖だそうですが、模型の世界では「妄想ネタ」などと称して違うニュアンスで使われています。つまり、模型の世界での「妄想」とは「作れそうもないけれど、もし作れたら素晴らしいだろうな」と「夢想」する意味のようです。ですから今日の話題は妄想ではなく構想です。

  先日オークションで入手したCタンクはいわゆる out of use であり、下廻りは新製しなくてはなりません。今回KKCの競作で「B型機関車」というお題を出してしまったので、何か作らなくちゃ、ということです。そこで妄想的に思いついたのが英国型4-4-0タンク機関車。デフォルトはCタンクですが、どうせ自由型だから4-4-0にしちまえ!という妄想です。

  設計を始めました。φ15.5と先輪はφ9.5でいくつもり。

  ところで、実はその前にML210の整備をしました。かなり古いものですが、しっかりしていて、十分使えます。

  しかし問題がありました。プーリーが劣化しているのです。作らないとダメかもしれません。困った!

  一番小さいのは消失、2番目の縁がもう取れています。つまり2枚作り直すしかないのです。
  コッペルマレーのエッチング原図のチェックもしました。ほぼ大丈夫みたいです。軽便祭は大丈夫か?

  ジョギングは24分45秒。涼しいので楽ちんでした。明日はBrooksかな?