シェイを学ぶ

  最近はもっぱらOナローのF県のW氏から「PSCのシェイ、何とかならんかな?ジャンクでもかまわんので・・・」というオファーがあり、たまたまよさげなものをオークションで落札しました。詳細は不明でしたが、例のお方がこれはSilver CityのShayでコンが落札したことをもう見抜いておいででした(脱帽!)。HOでは、例の大量の動輪をさばかなければならず、それならやや古典的なブラケットタイプのエンジンで、古典蒸機趣のタイプに目をつけていました。ブラケットタイプのエンジンは、いろいろご指導いただいて大略は把握できたような気がしましたが、それは全くの錯覚とわかりました。要はクランクシャフトの受けの部分をどうやって保持しているかなのです。

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  底から見ると一目瞭然。横長のプレートに3枚のフィンのようなステイが取り付けられ、その先端がクランクシャフトの軸受を支えていたのですね。平岡先生のライブの本で大略は掴んでいましたが、こうなっているとは・・・・。

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  画像は90度回転してありますが、横から見ればこうなります。

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  つまり3基の蒸気エンジンはシリンダー部分とシャフトの受け部分の上下二箇所で連結固定されていて、このそれぞれ機関車のフレームに固定されていると理解できました。

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  模型では上方の孔が取り付けビスの孔です。

  もしHOで模型化するのであれば、シリンダーをロストとして左右作り、上下2枚のプレートに固定してエンジンとするしかなさそうで、これはだいぶ先の話ですね。でもブラケットタイプのエンジンの構造を勉強できたので良かったです。

  クランクシャフトの回転はなめらかではなく、どうもクランクシャフト自体が曲がっているようです。最終的には一旦バラして組み立て直すしかなさそうですが、まあそれはW氏なら出来るでしょう。コンは授業料をはらって、然るべき時期にW氏に引き取ってもらう予定です。ええ、コンは恐ろしくてOゲージは出来ません。

  同人誌は大体できたのですが、お一人原稿待ちです。

  午後はコロナワクチン接種でクタクタ、さすがにジョギングは休みました。明日も1日ワクチン接種です。こんなに頑張っているのに、どうして感染者が増えるのかな??