中村のスパルタンシリーズ

  塗装中ですので、別な話題。

  中村精密が大量に量産した「スパルタンシリーズ」という機関車がありました。HOとH0n3でそれぞれモーガルと4-4-0がありました。そのなかで、HOのものは弁慶という塗装でも売られていました。コンは43年前にこの機関車をコロンビアに改造しました。12号機です。しかし、悲しいくらい走りませんでした。驚くほどスリップするのです。それが嫌で、いままで棚の肥やしでしたが、

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  スリップの原因は、テンダーモーターでテンダーに重い棒型モーターが入っているので負荷になっていることと、従輪にエンジンの重量の一部がかかっており、これが死重になっているためです。そこで、従輪の径を1ミリ小さくすることで、従輪にかかっていた重量を大動輪に移すことにし、エンジンにモーターを搭載してテンダーモーターを廃止しました。今日の作業です。

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  モーターはこのクラスの小型ロコにはベストチョイスのトーマさんのφ8コアレス、このモーターは本当に優れもので、ファウルハーバーの1016等は過去の遺物となってしまいました。尚、フレームはダイキャストですが、スプラッシャをハンダ付けした薄い板がフレームの両脇に貼り付けられています。そのため、ボールエンドミルでのフライス加工が困難で、ドレメルで彫りエポキシでモーターを貼り付けました。滑らかに動くようになり、粘着重量も増しましたので、良く走るようになるでしょう。北炭では7200などのモーガルが活躍しましたが、北炭風コロンビアも悪くないと思います。先日オークションでこのスパルタンシリーズを2両セットで入手してしまいました。ですから、このシリーズをいずれやってみたいのです。

  ジョギングは雨のためまたまた中止。従って寝酒も中止。