着々と準備は進みました。取説も書き始めました。エッチング板が到着すれば、最終試作に入ります。
汽笛のパーツの根部が寸法ミスでした。50ヶ旋盤で旋削して修正しました。担いバネは本当に酷い出来で、とてもキットには入れられませんが、軽便祭では、これで良い、という方には無料で差し上げます。
屋根も曲げてカットしたものを入れます。これは、エッチング板ですと、予めカットされているので曲げ難いし、ポーターの時の「筋入れ」はどうしても筋が目立つので、必要数だけ曲げたパーツを入れます。
しかし、こういう時に浮気心というのが鎌首をもたげるもので、「ブラウン式」という弁装置のBタンクが作りたくてぱたぱたしています。そういえばブラウン式の「トラム」も作りたいと思ってから実現していません。ブラウン式は、調べた限り、メインロッドから上下動を「採取」して、「ハックワース」のような滑り子の斜め角度を動かす事で、フルギヤからバックまで切り替える機構のようです。ただ、当該のBタンクはその部分はサイドタンクに隠れているので、省略が可能です。メインロッドへの伝動がベルクランク（ロッキング・レバー）を介するのは、このメカがサイドロッド等と干渉するためと愚考していますが、どうなのかな？ドコービルが終わったらチャッチャツと作ってみたい・・・。
ジョギングは思いの他脚が軽く、23分45秒。うん、23分は頑張れば切れます。
