中間軸は外径1.5内径1.0のパイプにφ１のドリルロッドを差し込みます。パイプにアイドラギヤが付くのですが、フレームの内幅よりちょっぴり短くパイプを切断するのが問題です。単品ではないので、その都度計測して削るというのでは効率が悪いです。これはその後の車軸の切断でも言える事。そこで無い知恵をしぼって、このようにしました。すなわちテールストックにφ4程度の真鍮棒（端面は奇麗に仕上げる）を銜えて、これをパイプの先端に当ててジグとして使うのです。
この方法は思いのほかうまくいきまして、誤差は0.02程度でした。殆ど同じ寸法でパイプが切断出来ました。
アイドラギヤの取り付けは、円筒形のジグに載せてロックタイトを流せばOK。
9mmと6.5mmの中間軸がそれぞれ25づつ出来ました。
ここでバレましたが、今回のキットは９ミリと6.5ミリといずれも25セットです。これ以上は作りません。推定で、フェルトバーンは80％、コッペル、ポーターは30%の完成率と勝手に判断しています。このキットの完成率も50%以下だと思います。コンの後輩で、コッペルが欲しいという事でしたが、お前には無理だよ、と突っぱねました。先日会いまして、「出来たか？」と聞いたら「すみません、修行します』という返事でした。
ジョギングは軽く流すつもりでしたが、思いのほか脚が動きました。24分39秒は悪く無いタイム。70近いオジサンとしては良しとしなければならないな。来年は槍だ！！
