津田駒のマシンバイス

  天敵氏からよく「コンちゃんは本当にバチアタリだな」と言われます。それは技量以上の、不必要に高級な工具を求める事を揶揄した言葉です。腕さえ良ければ、簡素な工具でも良い仕事ができる、弘法筆を択ばず、というのは良くわかるけれど、技術も時間もないコンにとっては工具道楽と割り切ってます。

  オファーがあってマシンバイスを手配しました。津田駒のV100です。何と未使用新品です。さすがに箱は古色蒼然としています。金沢なのですね。

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  品質証明書。1960年製造ですから、もう60年近い老嬢です。

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  しかし中身は手つかず、ピカピカの処女でした。封を切るのもはばかられ、このままオーナーに直行です。

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  平岡先生のK-27のライブの製作には、このマシンバイス(V75かも?)が良く出てきます。アマチュアが入手出来る最高品質のマシンバイスでしょう。コンは亡くなったM師より1台いただいており、縦フライスにセットしています。もう2台は信州と若林区に出向しました。

  今夜は会合、ビールパーティ付きです。東北も梅雨明け気配、暑くなりそうです。