工作機械の仲介

  「蒸機を作ろう」にはお薦めの工作機械の記事を書きましたが、アシナのASD305はおろかキラのKND-8もサカイのML-210も廃盤になってしまったことには、愕然としました。原稿執筆の際にはまだ入手可能でしたが、上梓したときにはすべて廃盤になっていました。そこで、せめてもの罪滅ぼしと、これらの機械の中古品は適正な価格であれば当方で入手して斡旋するという事業を始めたのです。原則KKC会員に限定しておりましたが、どうも売れ行きが芳しく無く、先日からこのブログの読者にも販売枠を広げました。その結果、3件程のオファーがあり、その整備、出荷に追われました。特に重量のあるボール盤ヤマト運輸では送料が跳ね上がるので、佐川さんしかありません。西濃さんは、一般の客の扱いを止めてしまいました(一番安かったのですがね)。

  というわけで、今夜はローラー運転台の仕込みと工作機械の搬送作業等で終わってしまいました。フジの高速ボール盤やホーザンのデスクドリル、ML-210等適正な(というよりお得な)価格で斡旋しておりますので、ご興味のある方はメイルにてご相談ください。konno#m1.bstream.jp(#を@に変換の事)。

  画像も無くコマーシャルブログになってしまい、申し訳ないです。ジョギングは23分38秒と頑張りました。ドコーの原図も少しずつすすめていますが、これも集中的にやらないと駄目と悟りましたので、そのようにします。

  模型作りもそうです。時間を掛け過ぎると良いものは出来ません。平岡先生がおっしゃるように、日々の工作の品位が良ければ時間がかかっても出来ますが、そうでないと結局行き詰まって仕掛かりに終わってしまう事になります。あちこちに手を出して、徐々に工作を進める事が出来るのは、希有の才能の持ち主であり、コンのような凡庸な模型人は工作のスピードも大事なファクターだと(ドコービルの例を見るまでもなく)思います。つまりさっさと作れる人が一番なのです。