7200のテンダー

  じつは展示会に参加されるKKCのメンバーで7200を作られている方がいます。以前コンがリベット打ち出し機を整備してお送りした方です。その方から、無事リベットを打ち終えたが、曲げが出来なくて困っている。曲げて欲しいという依頼です。忙しいので駄目ですよと言いたいのですが曲げて頼まれましたので曲げてみる事にしました。要は、幅が25ミリで曲げたいという事のようです。

  しゃあない、それではテストピースでやってみましょう。これまでの経験値から、裏打ちは21ミリ幅、曲げ代は2.5でこのようにして曲げれば、外側で25ミリに成るのではないかな?と考えました。

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  裏打ち板にはハンダが流れ易いように2ミリ程の孔があいています。手でエイヤッと曲げると、

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  おお、25.08ミリなら上等でしょう。というわけで、同じ仕様で本番。

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  幅は少し狭くなっちゃいましたが、許容範囲かな?

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  つまり、今日のお話の骨子は、本番の前にテストすると失敗しませんよ、ということでした。

  フレアーテンダーは難物です。今回は四隅に曲げた真鍮板をハンダで固定する、いわゆる(片野方式)で作りました。片野氏の8550の作り方に準じたわけです。

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  まあ、しかしこの忙しい時にとんでもない依頼でした。しかし、頼まれると断れないのは悪い癖です。

  ことあと、ローラー運転台の仕込みもしました。自分の事は先送りです。果たして展示会でコンの展示はどうなるのかな?

  ジョギングは26分54秒。後半疲れました。26分を切るには気力が必要です。ではまた!