やっぱり無理

  ベルの造形はかなり審美的なセンスが必要で、昨日の部材で修正を試みましたが、一敗地にまみれました。バチあたりと言われる程恵まれた工作環境ですが、超えられない境地がある事を知りました。ベルの部品の供給は諦めて、ともかくモーガルに装着しましたが、何とピンぼけ!

f:id:konno_sendai:20190424012231j:plain

  ベルの形態にも問題があります。まずベルを作り、それに合わせたアームとヨークを作るべきなのですね。今回は撤収します。でも必ずベルのロストは作りますよ!

  今日の主たる作業は、工作本の出荷(何と120冊)、それに快削真鍮板の切り出しでした。切り出しはDさんにシャーの台をお世話いただき、物凄く楽になりました。本当に感謝です。現在追加で受注されていますので、興味のある方は是非ご検討ください。Dさんは炭素棒ハンダ付けの技法を広めたくて、部材を原価で提供されました。今回シャーの台を斡旋されました。Dさんはある意味では強面(失礼!)ですが、模型の技法を普及させたいとか、金属工作を啓蒙したいとか、そのようなお気持ちを持たれていて、そのことがコンの気持ちとも共鳴するところがあります。自分だけの工作という立場も理解出来ますが、工作をする人たちがどんどん減っていく現状をもう少し改善したいという思いがありますし、その思いが「蒸機を作ろう」に込められています。確かに鉄道模型の王道はレイアウトであり、レイアウト技法を極めた方々が雑誌で活躍されている事は解りますが、車両を作ったり、走りを改善したりする話題が少し不足していると思います。「蒸機を作ろう」は素人が作った完成度の低い本かも知れませんが、工作法を啓蒙するという意味では多くのファンに受け入れられました。◯◯◯さんのところは、初期は10冊、次に20冊、そして本日120冊の注文を頂きました。120冊は96Kgあるのです。宅急便屋に運ぶのも大変ですよ。

  ジョギングは疲れていましたので流しました。28分16秒。明日はモーガルを完成させます。