2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

またまたプチ浮気・英国型Cタンク編

オークションである典型的な英国型Cタンクが気になりました。「不動」ということで格安です。福沢諭吉半人前と申し上げておきます。予想通り香港製で、上廻りはプラでしたが、良い出来だと思います。 特筆すべきは下回りで、巨大なダイキャストブロック構造…

いさB(15)エンドビーム完成

エンドビームにスリットを入れてフレームを把持する方法はドコービル以来愛用しています。小型機では、中間ステイの位置が取れないことも多いので、この方法は有効でしょう。いさBの場合、後方のエンドビームはカプラーと上廻り固定のネジ孔を有するので、こ…

いさB(14)エンドビーム

やや不細工ですが、原型もどきを作ります。エンドビームです。ボルトは欠き取りの上にあるので工夫が必要です。ケガいて穴をあけますが、寸止めです。 ま、多少ずれていても強行突破。 φ0.3を埋めましたが、ううむ・・・・・。 明日、やり直す予定。貫通穴で…

思ひ出

早朝から訓練登山で泉ヶ岳へ。多少足を伸ばして午後4時過ぎ帰宅。で、なんやかやありまして、すっかりくたびれました。ロストの原型のようなファインな仕事はこの暑さもあり到底無理。そこに嫌な仕事まで舞い込んで、今夜はビールで早仕舞いと決めました。 …

ホーンカプリング

今日は工作はできないので、シェイのカプリングの勉強をしました。 参考書はKKCの87号と88号。ここにU氏がDan氏の詳細図面を検討して模型化された記事があり、勉強しました。その構造は「ちーとも知らなかった」のです。 1)カプリングリングの構造 3ピー…

ううむ!

ユニバーサルジョイントは例の奴で大丈夫と思っていたら、ちょい小さい。リング径で、バックマンはφ5.3、セットのものはφ3.8でした。 当てがってみましたが、やはりちょっと華奢です。ということはひとまわり大きなホーンカプリングを作ってみろということな…

突然シェイ(承前)噛み合った〜〜

動力台車はベベルピニオンが割れて、どうにもならず、計画中のシェイの台車に履き替えるつもりでした。昨日のトライアルで、ベベルピニオンと、シェイの動輪の大ベベルとは距離の問題で、噛み合わないので、これで終わるつもりでした。ところが、まさかとデ…

突然シェイ

バックマンの80t3トラックシェイがオークションで格安だったので落札しちゃいました。不動ということなので、おそらくギヤ割れであろうと推測はできました。なにしろ、数百軸のシェイの動輪がありますので、開発中の台車が使えそうという魂胆です。形態はと…

いさB(13)進まん・・・

本機のキャブは下部で段がついていますので、妻板の高さ(長さと書いたのは間違いでした)が前後で2ミリ違います。それをふまえ、後方の妻板ではカプラーの逃げを設け、前方ではボイラーのネジ留め孔をあけて、くみました。ずれているように見えるのは画像…

いさB(12)張り上げ屋根をU字に曲げる

電車を真鍮板から曲げて作る方は、どうするのでしょうか?U字型にピッタリ曲げることが出来るのでしょうか?テストピースで寸法は出しました。曲げ方はあるダンドリが良いことに気づきました。 モックアップで寸法チェックの試作ですから、窓は抜いていませ…

見果てぬ夢

お祭り二日目、2時間ほど時間があり、このブログを書いています。 なんやかやありましたが、蒸気動車の走りに痺れました。トーマさんのOSOパワー 対抗できそうです。 サロンのナローコーナーには、3つの作りかけの下回りがあり、その一つを使ったわけです…

エピローグ

早朝から神社のお祭りの準備や、半日の本業、午後のお祭りのお世話で消耗しましたが、夜は時間が取れたので蒸気動社の最終仕上げ。前照灯はMVレンズで誤魔化しましたが、結構光ります。光の当て方では点灯しているようにも見えますね。 ま、お立ち台で記念撮…

蒸気動車

では動画をどうぞ。 www.youtube.com ま、いろいろツッコミ所はありますが。こんなもんで・・・・。もう1作にご期待ください。でもブラウン式はハードルが高いです。 明日から神社のお祭りで、準備で忙しかったです。何とか仕上げましたが、もう少し手を入…

塗装

問題含みの蒸気動車の塗装を済ませましたので、画像はありません。 塗装は下手くそですので、何もいうことはないのですが、ただ2点。 1)ロックペイントの艶消し黒はおすすめです。とても良い艶消し具合です。ナローの著名人W氏に教わりました。 2)塗料…

いさB(11)張り上げ屋根の悩み

上廻りのモックアップに移ります。実際にはエッチングとなりますが、それじゃあ惻板の寸法はどうするの?という問題です。U字に曲げるとなると、1ミリ狂えばアウトです。テストピースでやるしかなさそうです。曲げは、アルモデルさんがよく使う1ミリおきに…

塗装中の妄想

トレーラー蒸気動車は1次塗装を済ませました。塗装中に、何と無くもう一つ作りたいなと感じました。実はフェルトバーンの開発とコッペルの開発時に下回りだけの試作品が残っていたのです。彼らはそのままでは永久に陽の目を見られないのですが、初老のコン…

トレーラー蒸気動車(6)楽しかった〜〜

トレーラーは苫小牧軽便(沙留軌道)のケホニですが、本当はケホロにしたかったのです。ナローガレージさんの在庫がなかったので、こちらにしましたけれど、ケホハでも楽しかったなぁ。もともと、これらの客車はJALCOのS君が設計し、コンがパクリ、それをK兄…

トレーラー蒸気動車(5)出来ちゃいました!

昨日のはあまりに無様で、幸い登山が中止となったので一気に完成まで。シリンダーは前方に移動しました。これでコンロッドは8ミリほどになりました。こうやってみると、モニタールーフはお化けみたいなので、小さいものに交換します。 あとはナンバーを入れ…

トレーラー蒸気動車(4)うん、厳しい!

お断りしておきますが、本機は全くの自由型で、実物ではあり得ない形態です。車輪の横にシリンダーを置けば、コンロッドの位置が完全におかしくなるからです。それでも軸距離12ミリの車輪の間にシリンダーを置けば、コンロッドの長さが確保できなくなるので…

トレーラー蒸気動車(3)進まん

動輪は後方だけのシングルドライバーですから、前の車輪は先輪です。今回はプレートにして誤魔化します。 シリンダーは、フェルトバーンのものでは太すぎます。シングルドライバーですから、か細い華奢のものでしょう。φ2.5くらいで良いのですが、面倒なので…

トレーラー蒸気動車(2)進む

これはある種のキットバッシングですが、自由型にして好きな様にデザインするのも楽しいものです。ある意味では実物の良いとこ取りも出来ます。いさBはキットにするので、ひとつひとつ進めなくてはならず、この息抜きの悪戯が楽しい。トレーラーはちょうどプ…

トレーラー蒸気動車(1)ノッちゃった!

「安楽マニアもまた楽し」という片野氏の随筆とイラストには、シングルドライバーの蒸気動車が出てきます。片ボギーのトレーラーが豆機関車に載っかった形態が面白く、HOでほぼイラスト通りに作り、HOeではポーターにトレーラーを取り付けたものも作りました…

いさB(10)組み立てはロックタイトで

フレームを組みました。ロックタイトで固着しました。以前折れた糸鋸刃でロックタイトを塗るということを書きましたが、「金属粉の付いたものををロックタイトのボトル内に入れるのは感心しない」というアドバイスをいただき、以降はワンカップの蓋に少量出…

いさB(9)モーターマウント

ミネベア10ショートの取り付け孔は45度斜めで対辺8ミリです。従ってセンターから2.82ミリ前後させれば良いわけで、ここに中学の三角関数が生きてきます。サインコサイン何になる?などという歌もありますが、三角関数やピタゴラスの定理は立派に鉄道模型製作…

いさB(8)上廻りと下廻りの連結

前方はシリンダー中央でボイラーにネジ留め、したがってカプラーは嵌め込むだけで、決まりです。問題は後方のキャブの固定。フレームにステイを設けてネジ留めすると目立つのです。さて?と色々考え、最終的にはフレームの内側で、カプラーの両脇にビスの位…

三条ウォーム組み込み(6)モーター交換

やはり気になりSE15に交換しましたところ、良さげです。ところが、上廻り(ウェイト付き)載せて走らせると、まだ課題があることがわかりました。。つまり、このギヤシステムをまだまだ使いこなせていないということです。動画で問題点がわかります。 www.yo…

三条ウォーム組み込み(5)試走

ゴチャゴチャ言っても仕方がないので、仮配線して試走です。その前に、フレーム内でキツキツだったギヤボックスのサイドを0.3ミリ削りました。これでようやく釣り掛けモーターが軽く上下するようになりましたので、後方にモーターの受けを設けて、モーターの…

三条ウォーム組み込み(4)無事インストールできました

まずは分解した第2動輪の組み立てです。専用の「押し子」を作ります。お尻にはマグネットを仕込みました。片方が凹んでいるのは、動輪の軸を受けるためです。 つまり、「押し子」をバイスにセットする際、このようにすれば左右のブレは無いということです。…

三条ウォーム組み込み(3)ウォーム軸は完成

フラットバーのギヤボックスへの取り付けは、ナットをギヤボックスの突起に接着してねじ留めとしたのです。 ベアリングはまだ到着しないので、モーターブラケットを作りました。厚めの円盤を旋削し、フライスでフラットバー取り付け部分を削ってハンダ付けし…

三条ウォーム組み込み(2)基礎工事

このギヤボックスは、ギヤとベアリングを含みますので、どうしても幅が広くなります。H5では、フレーム内にきつきつで納まりますが、軸箱とは干渉します。ギヤボックスは削りたくないので、軸箱を削りました。フレームから内側には突出しないようにしたので…