2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

三条ウォーム組み込み(1)あちゃ!

同人誌はほぼできたのでH5をいじります。ゴムチューブは劣化して割れていました。 主動輪を取り出します。 マニュアル通りリーマでウォームシャフト部分を削りました。 シャフトはカッティングディスクでカットする指示でしたが、SUS304はアンチローブなら切…

図は重要

同人誌に例のボイラーの丸め方を書きましたが、やはり図が必要。10枚の写真より1枚の図が勝ることもありますね。図と画像をうまく組み合わせて、わかりやすい記述をすることが模型記事では重要と思います。取説もそうなのですが、どうしても画像に頼り過ぎ…

角形オイルレス軸箱

供給先は珊瑚模型とスパイクモデルです。そのうち珊瑚模型は仙台のK氏が買い占めて仲間に配ったため、もう在庫なし。スパイクモデルも在庫が尽きて、ここに日本ではこの角形軸箱はもう手に入らないという状況になりました。そこでコンは模型のお仲間の斡旋で…

今日も明日も

工作はできません。同人誌の編集のピークをようやく超えました。自分が始めたことですから自業自得です。こういう形で模型製作の楽しさを啓蒙するのが、センスのない二流モデラーが出来る最大限のことと思っています。編集に夢中でジョギングタイムを過ぎて…

工作休止

同人誌編集、そのほか諸事情で工作を休みました。いろいろ構想(妄想)はあるのですが、つなぎとして例のGNのH5の件。Dさんのギヤボックスとジョイントを組み込むためには、リーマーや630ベアリング等が必要で、本日全て揃いました。原型は大型縦型モーター…

いさB(7)ボイラーを丸める諸問題

単品でスクラッチでボイラーを丸めるのであれば、丸棒の上にゴムハンマーで十分です。今回はボイラー径10ミリ、長さが30ミリちょっとの小さなボイラー丸めるための(それも量産する必要もあり)ジグの話です。 実は昨日お目にかけたジグで丸めたところ、曲率…

いさB(6)ボイラーのコバを丸めるジグ

当初はボイラーは挽物のつもりでしたが、ドーム類の取り付けなどを勘案すると、やはり丸めた方が良さそうです。こっぺるマレーも丸めるつもりなので、丸める方法をジョギング中に考えました。これまでお薦めした、丸棒に当ててゴムハンマーで叩く方法も悪く…

いさB(5)シリンダーブロック再度作り直し

試作してしまうと、試作品から原型が取れなくなるので、もう一つ作らなくてはなりません。ロストのヒケは96%と考え、実寸より0.3大きなものを作りました。画像の上です。その分サイドが薄くなりました。 ポーターのシリンダーブロックを取り付けてみます。「…

いさB(4)カプラーの問題

こういう小型ロコは前部のカプラーの処理が難しく、コンもアームだけ切って留めるということをしておりました。今回は製品なのできちんとしたカプラーを装着できるように考えて、先のシリンダーブロックを考えていたのですが、全く愚かでした。つまり、あの…

いさB(4)シリンダーブロック作り直しとクロスヘッドの造作

検討してみたところ、シリンダーの位置がだいぶ低いのです。シリンダーの中心線の延長が第2動輪の中心に来なければならないのに、かなりズレています。このままではI○○○さんの仙北ポーターみたいになりますので作り直しました。この位置を決めるのに1時間…

いさB(3)シリンダーブロック

ロッドはいつもの方法でチャッチャッと作りました。試作なので寸法だけが優先されます。シリンダーブロックはナローのポーター用を0.4ミリほど嵩上げしてフレームに取り付ければ良いのですが、それならt0.4の真鍮板を「コ」の字に曲げて左右のシリンダーをハ…

いさB(2)フレームとロッド

蒸気機関車模型の基本はフレームとロッドであり、そこから作るのが本道だと思います。たまには上廻りから作る人もいますが、まあ例外でしょう。 ワイヤーカットでt0.6の真鍮板から加工してもらいましたので、例のごとく端梁に差し込んで組みます。左右のガタ…

いさB(1)いよいよスタート

の前にご指摘いただいた安全弁の造作は手直ししました。ボイラーの直上で終わっていますが、いつもの粗忽でご容赦。 で、もうすることはないし、Dさんからのギヤボックスも郵便事故か届かないのでいさBスタートしました。シリンダーブロックはポーターのもの…

こっぺるマレーに挑戦(80)安全弁の造作

不細工でオーバースケールみたいだけれど、仕方がない。本番ではもう少しスッキリ作ります。 一応取り付け。らしく見えればよかろうと達観しています。線材はφ0.3からφ0.2に変更すべきでした。線の先がどこまで届いているのかもわかりません。 これで、こっ…

こっぺるマレーに挑戦(79)ボイラー廻りの造作

煙突は作り直しなので、仮に付けています。複雑な格好の逆止弁も作り直しが必要でした。そのほかのパーツを並べてみて検討しました。そして、ボイラーのエッチング板の寸法を修正しました。本機では、安全弁のレバーが大きく前方に迫り出し、重錘(推定)が…

こっぺるマレーに挑戦(78)蒸気バルブの製作

コッペルの機関車はスチームドームの右側に蒸気バルブがあり、前方はシリンダーに蒸気を供給する太いパイプ、後方は供給する蒸気量をコントロールするスロットルレバーの棒がキャブ内に通じているわけで、コッペルでは外せないディテールです。今般、このロ…

こっぺるマレーに挑戦(77)いろいろチェック中

の前に、若者くんにML210を譲渡しました。二十歳そこそこですから、コンがユニマットを購入した26歳より大分若いです。Bタンクの作りかけを持参されました。非常にきっちり出来ていて感心しました。ロッドの造作は実に見事です。 2時間ほど手ほどきをしまし…

当世ダイス事情

明日若者くんが旋盤を引き取りにいらっしゃいますので、準備万端整えました。旋盤の一番のキモはバイトの高さ調整だと思います。明日はその辺を中心にご指導させていただきますが、クランクピンの製作を目指しておられるので、ダイスホルダーとダイスは必須…

ぼちぼち

トラムの点灯は無事完了。走らせて遊びました。よく走る機関車は気持ちが良い。小型機関車に関して言えば、集電とモーター、そしてフリクションがキモだと思います。M0.4の平ギヤなのに音がしないのは、やはりモジュールが大きめの方が音がしないということ…

トラムが出来ました

まだ点灯出来てませんが、銀色が乾かないので、明日の作業です。。ま、こんなもの。 バックスタイル。 ご指摘いただいた安全弁と汽笛。 動画をどうぞ。バックがすこしシャくるのが癪のタネ。 www.youtube.com ジョギングは25分1秒。あすからコッペルマレーで…

ダイスホルダーと突っ切り(続き)

いえ、決してホーローネジの在庫がなくてホルダの製作は中途までとしたのではないのですが(本当かな?)、完成させました。シャンクは6ドリルロッドで左右からネジで固定します。 コッペルトラムの塗装は完了。ボイラー廻りは線香くさいです。 レタリングな…

ダイスホルダーと突っ切り

さあ、もう何十年前のことでしょうか?すでに故人となられたU師と現在もご存命のM氏に呼び出されて、旋盤工作の手解きを受けました。その頃はユニマット3型しか持っていませんでしたが、その指導はとても新鮮で、例の「竹べら法」とかいろいろ教わりました…

ML210

オファーがありML210を整備しました。小さいものを作るのが専門なので、三爪チャックの不足していた、ER20専用機を斡旋することにしました。もともとコンが3号機として整備を進めていましたが、ML210を3台使いまわすのは「バチ当たり!「と言われそうなの…

日昇コッペルトラム(10)安全弁と汽笛

ええ、適切なアドバイスでした。コッペルのカタログを紐解くと、トラムロコでは安全弁と汽笛が屋根上に露出しています。塗装前で良かったし、躊躇なく指摘いただいて感謝です。恐らくこうすべきというご指摘でしょう。 安全弁の原型はコンが「作りました。我…

日昇コッペルトラム(9)ガイドヨークをつけて完成、塗装へ

やはりガイドヨークがないとコッペル弁が決まりません。こんなものかな?バルブロッドをうまく逃げるのが難しいです。 逆止弁、蒸気バルブも作りました。塗装後に貼り付けです。スカートを廃し、コッペル弁の簡略型を付けたことで、雰囲気が良くなりました。…

日昇コッペルトラム(8)なんちゃってコッペル弁/ロッキングレバーの作り直し

模型仲間のUe氏はバルブロッド類の細かいパーツを、線材の両端を潰して作っておられます。今回はこの方法を応用して、見栄えの良いロッキングレバーを作ってみます。床板の孔はφ0.8なので、φ0.7洋白線を使いました。どうも実物のロッキングレバーも棒状のよ…

日昇コッペルトラム(7)なんちゃってコッペル弁

これは悪戯であり、模型作りの本道ではありません。外道の作り方です。つまり、ロッキングレバーの上端を床板の孔に納めて上限させれば「なんちゃってコッペル弁」となるわけです。ガイドレバー、チェックレバー、リバースレバーは全て省略。コッペルトラム…

日昇コッペルトラム(6)補重して塗装へ、のつもりが・・・・

HO/16番のトラムロコを作るのは初めてなので、不慣れなところもありましたが、キットの部材の精度は良かったので、補重して塗装とします。 ええ、つまりボイラーの下は全く見えないので鉛板を積層したのです。フレーム間にも補重しましたので、ミネベアモー…

日昇コッペルトラム(5)完成近し

一旦一区切りと思っていましたが、こういうものは一区切りが永遠に完成しないことになりかねず、一気に作って塗ることにしました。 屋根の補強です。側板に1ミリ角線で補強を入れ、屋根にアングルをハンダ付けして「パチン」と嵌るようにしました。塗装を考…

スワップミート

早起きして大荷物を抱え上京、いつものように展示し、いつものように賑わい、楽しい時間過ごして夕方から模型仲間と懇談しました。Dさんの開発されたギヤシステムとジョイント類は、大型蒸機の走行に革命を起こす可能性を感じます フェルトバーンはさすがに…