2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

こっぺるマレーに挑戦(73)バルブロッドのフォーク

0.6×0.2の帯材にφ0.3の孔を開けて、φ0.3の洋白線をハンダつけしてからフォーク状に曲げて、そのフォーク部分にφ0.3ドリルを貫通させ、ロッキングレバーとφ0.25のピンでつなげると言う構想で、キットでは材料のみ提供し、作る気があるならどうぞ!というノリ…

工作再開

同人誌の編集は大略おわりました。明日ゆっくり仕上げます。 例によって工作の禁断症状が出ていますので、手を動かしました。バルブロッドがロッキングレバーに連結されるところのフォークのパーツです。帯材を曲げて作れますが、ちょっと大変なので、ロスト…

工作本続編の出荷

レターパックは80枚ほど使いました。1冊または2冊入れて、振込用紙を同封します。本は20冊で13.7Kgありましたので、1冊は675gとなります。これがかなり重い。フリードのトランクに積み込みましたが、3〜4回に分けないと運べません。郵便局では台車が必…

工作本の続編が出来ました!

名付けて「続・蒸機を作ろう」、印刷が上がってきました。こうして本になると1年余の苦労が吹き飛びます。明日から受注開始です。すでに関係者への配送の準備も進め、商業誌へも書評の掲載依頼をします。取り扱いはエコーモデルとIMONさんにお願いする予定…

極小ピンを作る

同人誌の編集の真っ最中で、工作は休む予定でしたが、昨日のパイプと線のピンの問題を少し考えて見ました。早い話、パイプをハンダ付けするなんてややこしいことはせずに、長い段付きのピンを削り出して、前後をカットすれば良いわけですよね。そこでトライ…

こっぺるマレーに挑戦(72)コッペル弁のインストール

30HPではガイドレバーとロッキングレバーだけでしたので、今回はリバースレバー、チェックレバーも作りました。バルブロッドはこれでもφ0.3ですが、太く見えますね。 バルブロッドの先のフォークを作るのが難しそうです。これもロストかなぁ。チェックレバー…

こっぺるマレーに挑戦(71)コッペル弁の製作

厚みが0.2の小さな部品二つをピンで連結し、動くようにするにはどうするか?という命題です。コッペル30HOの時の、ガイドレバーとロッキングレバーをφ0.4のカシメピンでハンダ固定するという難行をユーザーに課してしまい、大いに迷惑をかけました。その後、…

マチュー式持針器

外科の縫合では持針器というもので針を把持して縫合するわけですが、外科医であった父は晩年、趣味のナマズ釣りで飲まれた針を外すのにこの持針器を使っていました。他界した遺品の釣り道具の中にこの持針器がありました。形見というわけでもないけれど、捨…

中ノ沢温泉

温泉街は沼尻から少し先です。除雪されているという話でしたが、こんな感じ。慎重に宿へ向かいます。 西村屋さんに投宿。楽しい宴会となりました。帰りになんと、古切符のサービスがありました。もともと沼尻鉄道の車両を買い取り保存していたのは西村屋さん…

こっぺるマレーに挑戦(70)コッペル弁の準備

諸事情があり、ここまでです。ともかく小さいので、落とさないように気をつけました。仕上げはこれからです。 こういう作業にはハンドバイスが有用です。いさみやさんのはネジがキツくて使い勝手はイマイチ、このアンチロープがおすすめです。グラインダーで…

こっぺるマレーに挑戦(69)コッペル弁の設計

の前に、昨日のタンク・パイプのヘッド部を直しておきました。よく見ると気球みたいですが・・・。 設計しましたが、ここまで。同人誌の編集もあり進みません。 ええ、いつも10倍図を描きます。エッチングの下書きも10倍です。数字が一桁違うだけなので楽な…

こっぺるマレーに挑戦(68)タンク・パイプ

コッペルのカタログでは、水タンクの注水口はタンク・パイプと言うそうです。こんな形です。取っ手のくびれをもう少し付けなくてはいけませんね。 なんやかやで、今日はこれだけ。コッペル弁の構想はまとめました。30HPの改良版です。同人誌の編集とか、雑用…

こっぺるマレーに挑戦(67)再開・・・

の前に、フェルトバーンBタンクとコッペルマレーの必要なロストパーツの発注作業をしました。全部で17点、うち15点は新製です。ロストの原型だけで200点くらいあります。これも一つの財産かもしれません。急死はできないなぁ。 工作本の続編も印刷のゴーサイ…

フェルトバーンBタンクの再生産(13)拾遺

原型の不具合を直しました。ホワイトメタルは発注しました。ロストは明日原型を発送します。 コンのナローの機関車の屋根は、アングルで取り外せるようにしています。コッペルでは1×1.5のアングルでしたが、フェルトバーンでは1.5×1.5で良さそうです。ポイン…

フェルトバーンBタンクの再生産(12)作業完了

このキットの難点は、ボイラーの取り付けネジです。場所的にカプラーと鑑賞してしまうのです。カプラーをえぐるとか色々あるのですが、良い解決方法を見つけました。ランニングボードの下に1枚重なるこの板のボイラー取り付けネジの部分を大きく削るのです…

フェルトバーンBタンクの再生産(11)煙室扉は妥協・・

やはり細かく見ればアラがありますが、アラがあることで3Dプリンターではなく手作りであることがわかるから、良しとしました。クリートの線で0.3ですから・・・。 寒いけれど頑張って走りました。25分8秒。明日からアニーリングした身体を鍛え直します。

どんと祭でした

諸般の事情で総代長代行なので、朝から終了までを取り仕切りました。半数近くの総代が欠席で、打ち上げは4名という寂しさ。それでもなんとか仕事は遂行しましたが、如何に総代を増やすかが大きな問題です。ちなみにコンは総代の中で一番年下なのです。 工作…

フェルトバーンBタンクの再生産(10)煙室扉練習中

クリートは自作することとし、0.6×0.2の帯材にφ0.3の孔を穿けて、φ0.3の線で組んでみました。リベットが偏心しているのであくまで練習です。その結果、クリートの爪が大きすぎることがわかりました。リベットの偏心はおそらくセンター孔がズレたためでしょう…

フェルトバーンBタンクの再生産(9)また作り直しか・・・

t 0.3洋白にリベットを打ってみましたが、どうやらダイがへたっているようで、ネムイリベットです。 円盤にはしましたが・・・・。気に入らない・・・。センターもズレてるし・・・。 と悩んだところで、タイムアップです。リベットは無い方がスッキリしそう…

フェルトバーンBタンクの再生産(8)クリートデカ過ぎ!

手を抜いてウイストのクリートを植えてみましたが、デカ過ぎました。円周のリベットを省いたのは、煙室にリベットがないからです。明日作り直します。ともかく、この部品で外径8ミリ弱ですので、HOのクリートでは大き過ぎました。反省! いつものように失敗…

工作を休んで

残務整理です。 コロナワクチンの接種の請求が滞っていました。ようやくパスワードが設定できたので、数ヶ月分の請求書をまとめました。始めるまでは悪戦苦闘しましたが、一旦できるようになるとスイスイ。まずこれで一段落。 次に亡母が死ぬまでやっていた…

フェルトバーンBタンクの再生産(7)わ!コテコテだ!!

作り直して並べてみましたが、コテコテですね。前のホワイトメタルの方がスッキリかもしれません。これに逆止弁も付きますので・・・・。 ええ、明日は煙室扉です。前照燈はコッペルマレーと共用しようと企んでいます。 ジョギングは25分10秒。ちょっと体が…

フェルトバーンBタンクの再生産(6)ドーム類試作

作ってみましたがドーム気に入らない。作り方の勉強で今日はおしまい。裾のリベットと裾位置関係がまだまだです。 まあ、工作本が目処が立って気が緩んでいるのかも。明日作り直します。 ジョギングは再開して24分40秒。氷点下でも、中途から汗が出てきます…

フェルトバーンBタンクの再生産(5)ロスト原型

その後いろいろ考えて、ボイラーはロストにすることにしました。そして、スチームドームを少し小さくして、安全弁と汽笛の座を設け、サンドボックスも付けることにしました。もちろん煙室扉もロストとなり、前照燈もロストとなります。道具箱、屋根の蓋、シ…

フェルトバーンBタンクの再生産(4)上廻りを組む

手前味噌ながら、この Bタンクは自分でも傑作だと思っています。キャブは大きめに、ボイラー廻りはちんまりと漫画的にまとめると、ちょうど頭の大きな幼児のように可愛くなることはW氏の教えです。W氏はそれをとことん突き詰めてカリカチュア模型に移行した…

フェルトバーンBタンクの再生産(3)シリンダーブロックの作り直し

だってこうですよ!シリンダーと弁室がズレまくってます。あの時代はこれで通用したかもしれないけれど、今はダメ、作り直しですね。パーツが無駄になるのは覚悟の上です。 幸い原型が残っていたので、弁室の蓋だけは移設しました。これで、バルブロッドまで…

こっぺるマレーに挑戦(66)前照燈と工作本の続編が

大体できました。仕上げはまだですが、老体ですからこの辺で手を打ちます。取っ手はφ0.25で、ヒンジの表現は0.4×0.15の帯板を差し込んでハンダ付けです。 珍しく一回で出来たみたい。嬉し! 工作本の続編も出来ました。プチ修正はありますが、印刷にまわせそ…

こっぺるマレーに挑戦(65)前照燈

こんな感じみたいです。 カタログではこれだな。 ま、適度なズレや歪みがある手作り感満載ということで、こんなものでしょうか?取っ手は明日付けます。φ0.25の予定。 工作本の続編の仕事もまもなくです。発案したのが一昨年の晩秋ですから、前回の数年より…

フェルトバーンBタンクの再生産(2)下廻りはすんなり完成

実は上廻りの組み立て説明書はあるのですが、下廻りがないのです。それで慌てて試作していますが、昔取った杵柄とはよく言ったもの、すんなり出来ました。今更ながらトーマさんの設計は実に見事で、彼がプロになる前だからこのアイデアをいただきましたが、…

フェルトバーンBタンクの再生産(1)シリンダーとクロスヘッド

元旦はいつも新しいプロジェクトのスタートにしています。これを開発したのは2004年でした。当時乗工社が倒産したこともあり、ナローの蒸機は皆無でした。そこでトーマさんの下回りのアイデアと、エガーバーンのデザインを盗んでデッチ上げたのがこのフェル…