2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

位相合わせジグの改良

この件ではゆうえん氏が先進的な改良をされましたので、それを追随しただけです。唯一の工夫は、「押し子」の「逃げ」の部分の作り方です。 kotenki.cocolog-nifty.com 通常車軸はφ3で、押し子の頭の径はφ4くらいですから、外径4で段差0.5(つまり細い方は3)…

丸棒の仕込みなど

昨日アップしていませんでしたが、キャブインテリアはこの程度。窓からチラリと見えるのですから、この程度で十分ですよね。 さて、今日はZOOM会議など色々ありましたが、8550の材料セットでボイラーを丸めるための丸棒の要望がありました。概略でボイラー径…

完成です・・・・

厳密には弁室への給油パイプと砂撒きの引き棒、それにホイッスルの棒がまだですが、完成しました。嬉しいのは走りが調子良いこと。機炭同極なので、ある意味では全軸集電に近いですから、集電不良はなく調子良いです。ブラスト音も接点を吟味したので、きち…

8550はお化粧中

画像はありません。火室にラストを差し、圧力計の白、コック類のハンドルを赤に塗ると、雰囲気が出てきます。テンダーにはいつものレタリング。これで北杜鉄道の57号機というわけです。 無事走行テストが済みましたので、一安心。やはり模型は走ってナンボ、…

8550の配線:やっと・・・・

つまり接点のリン青銅板がモーターの底とあたっていたのです。接点が常時接していればカットオフはできないわけですね。そのため、接点を作り直して、これで良かろうとスイッチON!しかし、ウンともスンとも言いません。「何デヤ!何デヤ!!」と悩みながらジ…

8550の配線:何デヤ!!

西宮のH御大は、わけのわからないショートやサウンドの音がうまくでないと「何デヤ?」を連発するのだそうです。テンダーにスピーカーを搭載して配線を済ませ、いざ試運転となりましたが、ホイッスルは鳴りますが、ブラフト音が出ません。そこで「何デヤ!」…

8550の配線:機炭同極のメリット、デメリット

機関車と炭水車の極性を同じにすると良いのでは無いかという提言をいただき、今回初めてやってみました。機炭同極はコンの勝手な造語ですが、「機関車と炭水車の極性を同じにする」なんて長い表現はどうかな?ということでよろしければ愛好家の皆さんで共有…

8550の塗装:何とか回る・・・

塗装前は調子が良かったのに、塗装すると調子が悪くなる、動輪の動きにカカリがでたりシャクったり。これが本当のシャクのタネ。というダジャレはさておき、この年ですからある程度カンドコロは押さえていたつもりでしたが、やはりプチトラブルは起きます。 …

旋盤の刃物台

基本的には削って切落とすので、バイトは作業ごとに交換が必要です。バイトが1ケしかつけられない刃物台ではどうにもならないので、コンは特製のラチェット付き回転刃物台を使っています。KKC会員にはかなり頒布しました。現在は製造者が廃業のため入手はで…

ML210の整備

の前に8550は塗装が進んでます。マスキングを外し、磨き出しも終了しました。あとは軽くウエザリングを吹いてオーバーコートするだけです。 SMTの担当者にも伺いましたが、ハンドルが割れて真鍮のスリーブがスリップする状態はどうにもならないとのことでし…

ML210のハンドルが・・・・

日曜日に1台お引き取りがあり、そちらは良品を整備済みでしたので、最近入手したML210のハンドルを調整しようとしました。というのも横送りがやたら固いのです。ML210のハンドルはM5の右ネジ(本体はM6の左ネジ)が切ってあり、樹脂製のハンドルに埋め込ま…

中村のスパルタンシリーズ

塗装中ですので、別な話題。 中村精密が大量に量産した「スパルタンシリーズ」という機関車がありました。HOとH0n3でそれぞれモーガルと4-4-0がありました。そのなかで、HOのものは弁慶という塗装でも売られていました。コンは43年前にこの機関車をコロンビ…

塗装の準備

塗装は一つの関門です。生地完成で調子が良かったのに、塗装後に調子が悪くなったなんてことがしばしばあります。最悪は塗装後に不備が見つかった時で、一度塗装を落とすのは惨めです。多くのKKC会員は、乾燥には食器乾燥機を使っています。 マスキング、持…

モーガルの接点

カワイのリオ・グランデタイプのモーガルはSE15モーターのおかげですこぶる好調でしたが、サウンドの接点がダメでした。それは動輪を抜かずにU字型接点にしたので、4拍子にならないのです。ワルツになったりポロネーズになったり、マズルカになったりで、聞…

やさしく8550を作る(60)生地完成

塗装の前に、ちゃんと組み立てられるかもう一度確認しました。その結果、案の定後で増設した火室と上廻りのボイラーの下縁が干渉していて、火室を0.5ミリ削りました。雑な工作となりましたが、分解後きちんと仕上げます。では、8550はどの角度が一番カッコ良…

位相合わせジグ

ともかく初期注文だけはさばきました。スペーサーの一部が洋白になっているのは昨日の事情ですのでご容赦。 ところで、このジグは動輪の位相チェックの時にはこれで良いのですが、 動輪を一部差し込んだ状態で位相をチェックする時には、差し込む側は少しス…

あっ!φ6が無い!!

塗装の準備のつもりでしたが、ワイヤーカットで動輪位相合わせジグの部材が届いたので、試作してみました。16.5と13ミリが各2台です。ところが中途でφ6の真鍮棒を切らしてしまいました。え?下手な模型店(失礼)よりよほど素材が揃っているコン工房でφ6が…

やさしく8550を作る(59)電装完了

いろいろご議論はありましょうが、コンは生地完成では配線、試運転はしません。それをやると塗装しなくなるからです。8550の2号機はテンダーに集電ブラシをつけたところで、あとは塗装です。 位相合わせジグの部材の製作もありました。そちらは後ほど。挽物…

今日は原稿書き

8550の作り方の原稿書きです。撮っていたはずの画像を探したり、結構大変。模型はバッファーを取り付けて、サウンドのコンタクトを完成させ、洗口栓を装着するところまでしましたが、お目にかける画像はありません。テンダーの電装が終われば塗装です。塗装…

やさしく8550を作る(58)コンタクトなど

仲間内ではエンジンとテンダーの極性を同じにすることはもう標準みたいです。「旧弊」と揶揄されたエンジンとテンダーの極性の差異の問題は「たのしい鉄道模型」の基本を超越していたのですね。ええ、新しいことに挑戦しなければ老化してしまいますので、や…

やさしく8550を作る(57)機炭同極やったろか?

エンジンとテンダーの極性を同じにすればドローバー周辺のショートは回避できます。この考えはDCC採用されている方は納得されるでしょう。先のブログに書きましたように、エンンジンに集電ブラシを取り付けるのはかなり大変なので、今回はエンジンとテンダー…

もろもろ・・・

英国型のハンドブレーキをそのまま米国型のキャブに取り付ければ高いですよね。直しました。ということは、前のやつも直さないといけないなぁ。 あとは原稿書きですが、飽きてきたので依頼のあった軸箱可動の下回り。一度作ったのでスイスイ作業は進みました…

やさしく8550を作る(56)仮組み立て

バッファーがまだですが、組んでみました。 早ければ明日塗装です。連休に塗装の予定でしたので1週間遅れました。原稿も書いています。ご指摘いただいたテンダーの極性もエンジンと同じにすればドローバーの絶縁もいらないのですが。スプラッシャがついてい…

やさしく8550を作る(55)ドローバーなど

キャブブラケットのダンパーは小さく作り直しました。 ハンドブレーキはエコーのパーツに交換しました。アジャスターの出来が素晴らしいので・・・。 ドローバーを絶縁材で作るのが最近のコンの趣向。案外ショートの元なのです。機炭間にジャンパー線を通す…

やさしく8550を作る(54)まだ残ってた!

ドローバーを作ろうとしたら、渡り板とその周辺がまだでした。結局ドローバーまで至らず力尽きました。 ともかく原稿書きを優先し、今夜もだいぶ進めたのですが、連休明けで本業が超忙しく、平日の2倍近い仕事量でした。昼休み無し、夕方も追加の仕事があっ…

今日は執筆業

工作本の続編の原稿締め切りが今日です。多くの方から原稿をいただき、チェックしました。自分の8550の記事は未完成で、お恥ずかしい限りです。期日を遵守していただいた執筆者の皆さんに合わせる顔がありません。それでも自分担当の分の原稿もかなり仕上げ…

やさしく8550を作る(53)罐胴受け?

正式な名称は不勉強でわかりません。火室とフレイムとを繋ぐ支えです。案外目立ちますし、Brooks等ではすごく立派なのが付いてますね。問題はリンクの部分で、両端に孔のあるリンク部分をどう作るかで悩みました。本来ならこういうのはエッチング抜きが一番…

やさしく8550を作る(52)残務

銘板、ナンバーもつけてほぼ終わりかなと思ったら、ドローバーと罐胴受けがまだでした。ご指摘いただいたトリコックは、新製する気力もなく、ウイストのパーツを付け直して、水面計も斜めにして(これは正しいかどうかわかりません。組み立て図には穴の位置…

やさしく8550を作る(51)キャブ下の問題

ここが一番やりたくない箇所です。実物はフレイムに嵌まり込むように火室があり、キャブの床は中央が凹んだ2段式になっているわけですが、この模型ではフレイムはそのようにはなっていなので、適当に誤魔化すしかないのです。何もしないとモーターがスケス…

やさしく8550を作る(50)上廻りは大体

出来ました。砂撒き管、ステップを取り付けました。 サンドボックスのサンドパイプの付け根は外形1.0内径0.5のパイプを整形して、ハンダリングで固定しました。 キャブ下にテンダーからの給水管を取り付けました。もちろんインジェクターとは連結していない…