袋詰め準備

  こつぺるマレーはほぼすべての部材の袋詰準備を完了しました、と言いたいところだけれど、えつチング板はまだだし、不足していた部材が10点以上あるのには驚きました。いずれも発注ですみますが、やはりガレキを素人が出すのは大変です。

  ところで、細い線材が大分出回っていないようです。砂撒き管の引棒やベル、汽笛の引き棒は0.15や0.2も必要ですが、どうも0.3以上しかないみたい。唯一IMONさんとさかつうさんに0.2の燐青銅線が販売されています。空気作用管などは、どうしているのかな?

  しかもキーボードのトラブル!起動する時のパスワードまで入りません。これはkといれるとjkとはいるからです。jもjkとなりますので、内部でつながつています。やむを得ず、あちこち問題のある古いキーボードで書いています。明日新品を買います。

  ジョギングも雨で休みました・こつぺるマレーの作業はだいぶ進みましたよ。

カップバー

  ハンドピースに取り付けて使うバーの中に、端面を丸く削るカップバーがあります。通常は丸くするのが普通ですが、本機のロッドピンのように差し込む場合には円錐状に削れるのが望ましいのです。「さかつう」さんの精密ピンも先端は円錐状に加工されています。つまり、ニッパーでカットするとめくれが出ますので、ヤスリで丸める作業をハンドピースでやってしまおうということです。特にリターンクランク等がついていると把持しにくいので、カップバーの切削は有効です。この手のバーはブッシュ製が定番ですね。円錐けずりは、411C-010つまり外径1ミリ用のスチールバーとなります。

  実物もお椀型ではなく三角型ですね。

  これで端面を削るとこうなります。

  ですから、これを1本こっぺるマレーのキットには入れておきます。こういうサービスはコストを無視したガレキならではでしょう。軽便祭では初期ロット30を販売します。ドコービルのキットと同様、ある程度作れるかどうか伺います。作れないのでオークションというのは不本意ですので。時々オークションではコンのキットも出てますが、目立つほどではないですね。

  オークションと言えばML210で芯押し台がなく、バーチカルアタッチメントのコレットもナットもない品が高価で落札されていました。出す方もまずいけれど、落札する方もいかがなものかと思います。コンもML210をオークションに出すことがありますが、きちんと整備して使えるようにしています。

  また別な話で、明らかにあるモデラーが逝去されて遺品がオークションというケースが多々あります。今回は未塗装のものが大量に出ています。コンも急死すればそうなるのかな?心配になってきました。

  ジョギングは25分9秒。今日は蒸し暑かったです。こっぺるマレーは袋詰めを始めています。今回もいろいろサプライズがあります。でも、最低フェルとバーンくらいは作れるという方に譲渡します。ドコービルの打率は今のところ3割くらいかな・・・。

こっぺるマレー再開(6)煙突取り付けと排気管

  1計を案じました。フφ1の真鍮線にM1のネジを6ミリほど切り、先端から14ミリのところに、やや厚めのワッシャをハンダ付けして、ワッシャのさらに5ミリ先でカットします。煙突にはM1のネジが切られていますので、この長ビスでボイラーを貫通するように煙突を留めたらどうかということです。

  煙室扉がないとボイラーが歪んでしまいますが、このようになります。これで、長ビスの下部が排気管に見えるということです。

  ボイラーのデイテールは問題なく、明日にも試作は完成です。あとはエッチング待ちとなりますので、この試作で取説を書きます。  

  同人誌の編集も始めます。いつもまっさきに「こらむ」を書きます。口はぼったいようですが、TMSのミキストのようなコラムは商業誌には必要です。それは、この雑誌がどこを目指しているのかを読者に表明するものだからです。「ミキスト」は名コラムでした。もしかすると「ミキスト」の呪縛が、商業誌のコラムを躊躇させているのかもしれません。そういえば、今の商業誌には「主筆」がいませんね。

  ジョギングは25分8秒。ま、この辺がアベレージタイムかもしれません。

  コッペルマレーはエッチング板が出来てくれば軽便祭には間に合います。そのほか、これまでのガレージキットで生じたさまざまなジャンク品も売っ払います。その準備が大変だなぁ。

こっぺるマレー再開(5)エンドビーム廻りとボイラーの取り付け

  「コ」の字に曲げてハンダ付けし、ステップを付けました。ステップは踏む部分が広くなっていますので、こんな感じ。エンドビームの下にはアングルを貼ります。

  ボイラーとキャブの取り付けですが、

  ナット締めとしました。これで、ボイラーの高さが微妙に調整できるので、ボイラーの水平が出しやすくなります。

  ところで、今回動力廻りはNGさんにオーダーしています。NGさんは、ナローの動力装置ではアルさんと双璧で、多彩な動力装置を販売されていますが、ふと「余っているフェルトバーンやポーターの輪芯は使えないかな?と試してみたら、内径5ミリのタイプならドンピシャでした。つまり、NGさんが販売されている輪芯で物足りなければ、これもつかえるという選択枝です。

  このタイプは、クランクピンがネジ式で出来ます。軽便祭で一部頒布しますが、NGさんでも扱っていただけるか、問い合わせてみますね。その時はクランプピンとセットになりましょう。

  ジョギングは流しましたが24分24秒。ええ、涼しくなったのです。糖尿が悪化しないためにもジョギングは休めないなぁ。といいながら、今夜もカボス入り酎ハイです。

こっぺるマレー再開(4)後部台車

  シリンダーブロックを取り付けて、ロッド類の組み込みです。クランクピンは差し込みなので、先端が少し丸まっていないといけないので、ある造作をしました。後述しますが、その工具も付属することにします。ドコービルの時は糸鋸刃とドライバーが付属していました。必要な工具をキットに入れるのは、まあガレージキットだから許される暴挙ですね。

  カーブに載せてみましたが、良さげです。

  ところで、最近気づいたのですが本機の煙室の下に伸びるパイプは排気管みたいですね。走行中左右に揺れるのでフレキシブルになっているのでしょう。当初シンダ落としと勘違いしていました。お恥ずかしい。問題はこの造作をどうするか?です。省略しても良いのですが、煙突取り付けビスのドライバー孔の位置ですので、後付けで付けるしかありません。

  ジョギングは軽めで25分20秒。このペースだと楽です。25分を切ろうと頑張ると息も絶え絶えになります(一昨日)。

  ところで、いただいたカボス、今夜はジントニックでいただきましたが、極上の味です。ウオッカより合います。爽やかなジンライムみたいなものでした。沢山いただいたので、当分毎晩1ケづつ楽しむことにしました。Mさん、ありがと!

こっぺるマレー再開(3)前後台車の連結

  前部台車のネジ受けに孔を開けた帯板をハンダ付けして、燐青銅線の受けにします。

  後部台車の床板にφ0.2燐青銅線をハンダで固定します(φ0.3の孔を開けて差し込み、ハンダ付け)。

  もともとシリコンチューブではつながれていますが、復元と前部台車の保持のために必要な処置でした。

  上廻りを載せると、この部分にサイドタンクのステイが乗り横滑りするわけです。

  まあ、HOeマレーなんてやるもんじゃないという典型でした。この後後部台車の「嫌〜〜な」造作もしました。それはまた明日。

  ジョギングも嫌〜〜な仕事で休みました。  

  ところで九州の模型仲間からカボスをいただきました。庭に成っているそうですが、立派なものです。ありがたくいただいて、ウオッカのお供にしてみました。フレッシュなカボスはカクテルみたいで美味しかったです。

Mさん、ご馳走様!!

自由型英国系4-4-0タンクロコ(7)先台車の支持

  φ4の真鍮棒は端にφ1の孔をあけて、真鍮線を貫通させ、スリ割の目安とします。ベアリングは310なので、1ミリスリットを入れます。φ1真鍮線は除去して、ドリルロッドの軸でベアリングを押さえます。

  これを床板に立てます。

  ハイトゲージで床板の水平を確認し、これでコロ式復元が完成です。

  あとはシリンダーとロッド廻りですが、一旦一区切りとします。コッペルマレーの部材が揃ってきましたので、試作して取説を書きます。

  ジョギングは24分30秒。まだまだ頑張りますよ!