続・もう1両のフォーニィ

  付いていたのは珊瑚のコッペルに使われたプレート動輪でした。交換します。もちろんφ7.0のスポーク動輪です。当然のように一発でロッド駆動出来ました。

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  工作時間は極めて限られているので、今日はこれだけ。あと1週間は文章書きが主です。

  ジョギングもこの暑さで休みました。脚はもう大丈夫です。

  ちょっとだけオリンピックも見ています。嬉し涙は努力した人が報われた時に流すものと知りました。でも努力しても報われなかったアスリートにこそエールを送りたい。報われなかった努力はその人の一生の宝物、よくぞ頑張ったと讃えたい!!

もう一両のフォーニィ

  既出ですが、35年ほど前にこんなフォーニィも作りました。J社の改造です。木曽のBLWは好きではありません。ランニングボードがないことと、後部荷重だからです。後部台車をボギーにすれば安定が良くなると思っています。16番のつぼみの奴と同じ発想。で、やはりロクに走りません。これも第2動輪のフランジを落としていました。

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  スタイルは悪くないと思います。巨大なコールバンカーは撤去してウッドバーナーにしたところまで、つぼみの奴と共通です。

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  動輪をφ7.0のスポークに交換し、従台車をスイングアームにすれば、きっと良くなるでしょう。フォーニィの兄弟ですね。

  ジョギングは今日まで休みました。工作もしばらくは再開できません。様々な雑用に追われています。ではまた!

続・Bタンクのルーツ

  コンの知ってるつぼみのBタンクは丸ナンバーが2で、コールバンカーは斜めに落ちているタイプです。先日のコンの改造はコールバンカー部分も改造していました。

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  ところが、オークションの画像を見ると(無断借用はご容赦)、ナンバーが角で12、コールバンカーが後方に膨らんだタイプがあったようです。キャブの窓も違います。動輪は真鍮無垢なので、極く初期のものでしょうか?

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  今となってはもう過去のことですが、こういう偶然もあるのだなと思っただけです。TMSの過去の記事ではこの二つのタイプを発表していたのですね。

  遠い遠い昔のお話でした。

八甲田縦走

  森林限界が低いので、歩き始めるとすぐに池塘です。

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  赤倉岳の上りはきつかったです。井戸岳への縦走は快適。

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  目指す八甲田大岳は目の前。

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  その後毛無岱へ降りました。縦走した三山が展望できます。

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  毛無岱の木道をひたすら歩きます。

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  それにしても、鉄道ファンとしてはこの木道が鉄道だったら良いのにと思ってしまいます。現実には湿原に鉄道を走らせる意味もないし、路盤は脆弱だし机上の空論です。でもふとナローの細い線路が通っていてドコービルかなんかが無蓋の観光トロッコを牽いたら素敵でないか?と妄想しました。南アメリカのパンタナール等ではでは広大な平原を列車が走るシーンを良く見ます。日本の高山湿原に観光列車として線路が引かれたら素敵でないかな?という妄想です。模型の世界ならで来ますよね。コンはストラクチャーや人工物を作るの意が苦手なのです、こういう自然と鉄道が馴染むようなレイアウトならやって見たい気がします。ところどころにある池塘が良いアクセントでしょう。

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  このことは尾瀬や様々な湿原歩いていて感じることです。偉い人から苦言が来ます「湿原に線路を引くなんて馬鹿なことはやめろ!それこそ失言だ!」

  でも、模型の世界ならジオラマみたいに出来ないかな・・・・・。

  翌日は川のお勉強。いわずとしれた、渓流、滝を模型に盛り込みたいという願望での取材です。味わいある滝。

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  その脇からちょろちょろっと流れる滝。

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  川の流れは表現は難しいなあ。でも大事なテーマ。ストラクチャー類には全く興味がないので、こちらをきわめたい。

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  きょうはここまで。

 

Bタンクのルーツ

  雑用と登山の準備で工作は出来ませんのでつなぎの話題。

  これ、つぼみのBタンクの改造です。コンの蒸機2号機、昭和46年製作です。ボイラーを作り直し、煙室扉、煙突を改造し、コールバンカーも直しました。ベルをつけて、ウッドバーナーを気取りました。20歳の時の作で、その後モーターを交換して未だ現役です。動輪もスポークに交換しました。

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  今日なぜこれを出したかは、お分かりだと思います。TMSに連載し、「蒸機を作ろう」で詳細な製作記事を書いたルーツがこれだからです。「釣りはフナに始まりフナで終わる」と言いますが、コンの蒸機製作は「Bタンクに始まりBタンクで終わる」というわけですね。旧作を弄り始めたのは歳をとった証拠でしょう。ということは、模型の嗜好は全く変わらなかったということです。Bタンクやコロンビア好きは生涯変わることなく延々と模型製作の根底に居座っていたのですね。

  さて、今夜青森に発ちます。2年越しの八甲田縦走にいどみます。いちおう「チンタラ登山隊」のリーダーなので、喪中ですが登山だけは許してもらおうと思います。金曜日の夕方に帰りますので、そのときにまた(無事帰れたら)ブログを書きます。幸い梅雨明けが早く、お天気は期待できそうです。じゃ、行ってきます!ジョギングは休みました。体調保全が一番ですから・・・。

フォーニィのリビルド(7)配線完了

  従台車に集電ブラシをつけて、配線しました。全軸集電ですから走りは文句なし。若干のシャクリは初期加工の未熟さと諦めます。だってスルスル走るんだから、文句はないでしょ。

で、点灯のことも考えて、モーターの横にターミナルを設けました。だるまやのラグ板をネジ留めです。このラグ板セットはとても有用ですのでいずれ当方で量産の予定です。

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  ええ、執筆その他の雑用で今夜はこれだけ。明日は別な話題を書きます。

  ジョギングは24分8秒。この暑さですから合格点のタイムでしょう。明日も走り、明後日青森へ発ちます。

ナカムラのスパルタンシリーズ

  恥ずかしながらあと5セット持ってます。1セットは譲渡しまして、あと4セット。いろいろ改造ネタを考えていましたが、案外大変。例えばこのHOn3ですが、スタイルはとても良いです。この華麗なドームの形状は呼び名がある筈ですが失念しました。教えてください。

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  問題はテンダーで、何と前後のボギー台車で集電しています。

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  テンダーにはDH10クラスの旧い棒型モーター。

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  ですからテンダーモーターで、エンジンへはユニバーサルジョイントで伝動します。これではテンダーはトルクで傾いてしまいます。

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  しかし、エンジンにモーターを搭載するとなると、この伝動軸が邪魔なのです。コロンビアでは、ここを削りまくってエポキシでモーターを固定するという暴挙に出ました。

  HOn3は13ミリに改造とか、義経みたいにタンクロコにするとか、色々妄想を抱いていましたが、コロンビアで終わりそうな気配です。北炭風にアレンジしてみたいのですが、案外面倒ですね。

  ジョギングは24分10秒。猛暑の中の爆走です。もうへろへろ・・・。八甲田登山まで3日となりました。あと2日走ります。