ドコービル箱詰め

　　明日はスワップの予定でした。昨年の軽便祭でドコービルキットは１時間で完売、購入出来なかった方の為に予約を取りました。来年のスワップでお渡ししますという約束でした。ガラスの展示会の作品はもう送付したので、今日はドコービルの送付の準備。何処で作業したかは、ご想像にお任せします。

　　とりあえず20箱出来ました。数箱余ります。残りの30箱分もいつでも詰められるようになっています。つまり、ドコービルのガレージキットの作業はおしまいです。

　　思えば、乗工社が倒産してナローの蒸機キットが全く手に入らない時期がありました。その時にいつものおせっかい精神で雨宮、フェルトバーン、南筑ブタ、コッペル30HPとガレージキットをリリースしました。コッペルの時に、ガレージキット作りはそろそろ引退するつもりでしたが、初めての海外遠征でシアトルに行く事になり、急遽ポーターを作りました。それからドコービルまで９年かかりました。はっきり言って、一番苦労したガレキです。組んだ人はこのキットがとんでもないものであるとわかる筈です。自分の年や体力を考えると、今回のドコービルでガレキはおしまいにすべきだと思ってます。巷はナローの蒸機キットがいっぱい、トーマさんとか良いメーカーがあるのですから、コンの出る幕はもうないですね。これからは16番で少し頑張って、静かに模型界から消えるつもりです。え？ドコービルマレー？？ううむ・・・・・。

　　ジョギングは22分37秒でした。新しいプロジェクトは３つあります。いずれ明らかになるでしょう。ドコービルのキットは問題は山ほどありますが、こだわりと妥協の不響和音の産物とご理解ください。誰でも間違いなく組めるキットではなく、組む人が努力し、工夫しないと組めないバチあたりなキットなのです。Sさん、頑張ってネ！

ふう・・・

　　朝早く叩き起こされまして、さらに夕方から会議で９時過ぎ迄。鉄人コンちゃんもさすがに参りました。でも、帰宅後に、オファーのあった古典機のテンダーのタンクのステイのパーツを作りました。これって、テンダーのタンクとフレイムの固定のステイですが、前後左右かなりあって、同じものを作るのが面倒なので、ロストでパーツを作って！！という要望に応えたものです。ええ、こういうの作る時はギヤが上がるのです。

　　奥の太い丸棒はもちろん湯口です。で、本業ですが、クロスヘッドはここ迄出来てます。

　　あと二手間必要なのですが、コンの体力の限界でここまで！ジョギングは休みました。明日は走りますよ！

Bタンクに浮気(7)クロスへッド

　　t1.0の洋白を削るつもりでした。洋白の端材入れを探すと、t1.0の端材は無く、ロッドを作った時の２枚積層がありましたので、それで作る事にしました。このままだと４ヶ分ですが、なにどこかで失敗するさと、余分な材料を仕込みます。コンの拙い経験では、予備を準備しておくと失敗しないのに、予備が無い時に限って失敗するのです。幅4.4に削り込んで、縦フライスで、メインロッドのスモールエンド部分を切削します。

　　次に横フライスのt0.6でスライドバー部分の溝を掘ります。２枚張り合わせのまま作業してます。

　　そういえばフェルトバーンやコッペルのクロスヘッドの原型もこうやって作ったなと思い出しました。ええ、スライドバーに差し込むとスルスル！ヤッタネ！！

　　ドコービルの箱詰めの準備、ガラス工芸の作品の配送の準備も終わりました。同人誌も早めに終わり、さあやるぞ！という感じです。本当はこんどの日曜日がスワップでした。もうコロナちゃんのおかげで、商機を逸してしまいました。８月は出られるかどうか微妙なのです。ドコービルのキットは少し追加注文がありましたが、３０以上は残ってます。この際、ご希望があれば注文に応じますのでよろしく！

　　ドコービルのキットを画策したのは2011年のようです。８年かかったのですね。そのときNGさんに紹介されたキットの内容と酷似しているのに驚きます。

konno-sendai.hatenadiary.org

　　ジョギングは23分21秒。ではまた！

Bタンクに浮気(6)２本スライドバー

　　小型機なので厚さは0.5、２枚重ねて切り出し。

　　昨日のアンコにスリットを入れ、後方の蓋とともにスライドバーを差し込んで食んだ固定、その後センターをボーリングしてパイプを挿入、こうなりました。グランドは勘弁してください。

　　ガラスの方はチョイチョイと作っちゃいました。模型の方が面倒だしストレスです。だから止められないのですが・・・・。

　　ジョギングは23分10秒のアベレージタイム。

Bタンクに浮気(5)シリンダブロックのアンコを作る

　　浅学ながら、コッペルの機関車群を観察すると、コッペル弁が付いている機関車はスライドバーが２本のタイプが多いと思います。ワルシャートの弁装置の機関車のスライドバーは１本が多いと考えています。理由はわかりません。間違っていたらご指摘ください。現在製作中のコッペル風Bタンクはコッペル弁装置を装備する予定なので、スライドバーは２本のタイプとしました。トーマさんのキットでそこをどう処理するかですね。結論は拙キットの30HPに倣います。そこで、シリンダブロックにアンコを入れます。これに前後の蓋をかぶせます。スライドバーはコの字のものをスリットを入れてハンダ付け、その後ピストン棒の孔を貫通します。写真右はそのスリットを入れる為のシリンダーを把持するジグです。

　　ところで、6月1日より、大阪でガラス工芸の展示会が開催されます。コンは第１回から参加している数少ない常連で、今回もエントリーしましたが、コロナ禍で延期か中止だろうと高をくくっていました。ところが緊急事態が解除されましたし、主催者から延期や中止の連絡が無いので、出展しなくてはなりません。その作品作りで２時間程時間を要したので、進まんなぁになっちゃいました。

　　それでもジョギングは昨日のタイムが納得出来ず、気力で走りました。22分37秒。ええ、つまり体力ではなく気力なのですね。

　　明日はスライドバーとクロスへっドを何とかしたいなあ・・・・・。

Bタンクに浮気(4)またしても進まんなぁ・・・

　　忙しい日でした。同人誌は印刷が終わり、袋詰めして明日の発送です。忙しい上に昼も夜も嫌な仕事もありました。

　　ボルブロッドの孔をいつもの方法であけました。φ0.4の洋白線は現在市場に無いそうで、貴重品ですね。あとは第１動輪のクランクピンの頭埋め。これで１ミリ近く稼いだので、シリンダブロックを縮めても大丈夫な筈ですが・・・。もし、縮めすぎたら薄板を挟んで調整します。シリンダブロックが左右分割されているのは調整が楽ですね。クリンクピンは根を削って、首下0.6だけにしました。

　　シリンダーまわりは、このキットでは一番不満な所です。これはやむを得ないとは思いますが、コンちゃんとしては許せん！となってしまいます。構想は出来てます。孔を貫通したのもそのためです。

　　ジョギングも気力で走り25分12秒。まあ、良いでしょう。

Bタンクに浮気(3)シリンダブロック

　　ええ、もちろん昨日の伝動機構はrailtrckさんのご明察です。当初は軸箱にベアリングを入れて、ゴムベルトを90度回転させてかける方式を模索していましたが、ゴムベルトの交換がことのほか難しそうなので、こうして見ました。やはりアイドラーギヤは無い分静かです。モーターの固定ですがt0.2燐青銅板を丸めてステイにハンダ固定です。バネがあるので、差し込むだけ。この手のコアレスの固定はこれに限りますよね。

　　シリンダブロックにかかります。まず、シリンダの孔をφ3に拡大しました。

　　幅は１ミリ詰めます。どうやるか？これしかないでしょう・・・。ブロックにハンダ固定。

　　厚さ１ミリのフライスでエイヤッ！

　　1ミリ詰めただけで、大分感じが変わります。

　　同人誌の版下を仕上げ、依頼の旋盤も発送しました。お天気も良く、何となく良い気分の休日でした。ジョギングは23分17秒。ドコービルキットの箱詰めはちょっと順延します。ではまた！